ToppiNappi(Olli Huttunen氏)による、Blender上で多方向からのカメラを配置出来るBlenderアドオン「Camera Array Tool」のご紹介。この状態でレンダリングを行い3D Gaussian Splatting生成などに活用可能です。
Camera Array Tool
3Dオブジェクトの周りに球、円柱、グリッド面から仮想カメラアレイスタジオを構築し、複数のカメラを画像シーケンスとしてレンダリングすることができます。 Blenderの中で、あなた自身のカメラアレイのセットアップを遊んでデザインしてみましょう。
画像系列は、例えばガウススプラッティングモデルの作成に使用できます。
- カメラの方向を選択します。(内側または外側、あるいはその両方を指す)
- オブジェクトを移動、拡大縮小、編集すると、カメラがサーフェスに追従します。
- アレイ内のすべてのカメラの焦点距離を一度に変更します。
- 各カメラの画像を希望のフォルダにレンダリングします。
3DGSデータを扱う利点
Camera Array Tool の目的: 3Dモデルを再スキャンして3DGS化しリアルタイムで操作可能なデータに変換する。
使用例: 毛や毛皮のレンダリングが複雑な3Dモデル(例: Furby)。
利点① 時間短縮: 一度計算すると、その後はリアルタイムで操作可能(70-120FPS)。
利点② 視覚化: Webブラウザでも高品質な表示が可能。
利点③ 多角度対応: 272カメラの配置でモデルをあらゆる角度からキャプチャ。
利点④ 品質維持: 高いディテールを保持しつつ、軽量化。
Camera Array Toolの使い方解説
新バージョン情報!4DGS対応ティザー映像!
合成ガウス・スプラッティング・モデルのデータセットをレンダリングする私のBlenderプラグインに、さらに新しい機能を開発した。 最新の次元は時間です。 いわゆる4DGSデータセットもカメラアレイツールを使って計算できます。 Postshotでトレーニングされた画像データは複数のPLYファイルから作成され、Postshotでアニメーションとして実行できます。 この新しい次元のガウススプラッティングは、高価な実世界のカメラキャプチャセットアップを必要とせず、一般ユーザーもアクセスできるようになりました。 カメラアレイツールの新バージョンは近日リリース予定です。
3DGSデータは今後も結構主流になってきそうですよね。
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解説動画でも紹介されておりますが、PC上での3DGSデータ作成は「PostShot」がオススメですよ
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