The Foundryによるノードベースのコンポジットソフト最新メジャーアップデート「Nuke 16.0」がリリースされました!
Nuke 16 | Features Overview
ワークフローをスピードアップすることで、最終的な映像に集中できます。 Nukeの最新バージョンにアップグレードすれば、複数のショットを一度に処理し、大規模なロットパフォーマンス、より迅速なショットレビュー、承認、納品などを体験できます。 さらに、パイプライン全体をアップデートする前に、Nuke 15.2で新機能にアクセスできます。
NUKE 16.0 新機能まとめ
- Multishot:マルチショットコンポジットをネイティブでサポートするワークフローを追加
- Graph Scope Variables (GSVs):マルチショットワークフローを可能にする変数システムを導入
- Variable Nodes:可変スイッチと可変グループノードを追加し、ショットの切り替えを簡単に
- Variables Panel:変数の管理と切り替えを容易にする専用パネルを追加
- GSV in LiveGroups:LiveGroupでローカル変数を定義可能に
- GSV Command Line Render:コマンドラインレンダリングでGSVを指定できるように
- GroupView:複数のグループノードを一度に開いて編集可能に
- Link Nodes:ノードのリンクコピーを作成し、変更を同期可能に
- Roto Performance:キャッシュ、再生、インタラクティビティ、モーションブラーのパフォーマンスを向上
- Quick Export:Nuke StudioとHieroで最大12倍高速な動画書き出しを実現
- Multichannel Soft Effects:タイムラインでマルチレイヤーEXRを直接編集可能に
- Contact Sheet:編集タイムライン内でショットを比較できる新機能
- BlinkScript Editor Updates:エディタのIDE機能を強化し、開発を快適に
- Library Files:BlinkScriptの共通コードをライブラリ化して再利用可能に
- Safety Rails:BlinkScriptのデバッグを簡単にするセーフティ機能を追加
- ScanlineRender2:モーションブラーやAOV出力の改善、レイトレースアーキテクチャ導入
- Core node improvements:3DノードのUIやスナップ機能を強化
- USD Version 24.05:USDを最新バージョン24.05に更新
- GeoXformPrim node:シーングラフ内でxform作成・編集を可能に
- GeoConstrain node:LookAtやTransformationなどの制約を適用可能に
- VFX Reference Platform CY2024:最新のVFXリファレンスプラットフォームに対応
- FoundryGL:macOS版でFoundry独自のOpenGL実装を採用
- OpenAssetIO:C++とPythonのハイブリッドプラグイン対応を強化
New in Nuke 16.0 | Multishot — Smarter compositing workflows
私はNuke使いじゃないので今回のアップデートがどれほどのものかは分かってないのですが、機能紹介を見ていると中々良さそうに感じます。詳細は公式サイトをチェックしてみてください!
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