Ivan Vostrikov氏によるBlenderからゲームエンジンなどに出力する際に便利なツールセットアドオン 「ACT: Game Asset Creation Toolset」のバージョン2025がリリースされました!
ACT: Game Asset Creation Toolset 2025
ACTは、Blender用のゲームアセット作成ツール(Unity/UE/Godot用FBX/GLTF一括エクスポート、Originアライメントツール、リネーム、UVツール、ローポリアートワークフローツールなど)です。
2025新機能
- 名前にLODを追加/削除:選択されたLODレベルで_LOD*という接頭辞を追加/置換/削除
- UVからのシームの割り当て:オブジェクトモードから直接モデルにUVシームを一括割り当て
- エクスポートツール: FBX/OBJ用のカスタムスケールと軸
- 重複マテリアルのクリーンアップ:重複したマテリアルを削除(異なるファイルから同じマテリアルを持つ多数のモデルをインポートする場合に便利)
- 負のスケールを持つオブジェクトの選択:ゲーム開発では、負のスケールを持つオブジェクトは避けるべきです(特にコライダーやその他の物理オブジェクト)。 このツールを使えば、そのようなオブジェクトを検索出来ます
- クリーンアップエンプティ:オブジェクトやジオメトリのないメッシュが存在しない空のスペースを削除
- ディゾルブ・チェッカー・ループ:ステッチを1つずつ削除します(選択したエッジから開始)。 円筒形状の単純化に最適
- チェッカーエッジを折りたたむ:ループに沿ってエッジを1つずつ折りたたみます。 球状ジオメトリの単純化に最適
- バグ修正:Cyclesが無効になっている場合のアドオンのインストールエラーを修正
- バグ修正:カスタム法線データのあるメッシュにのみ、カスタム法線をクリアするように
- 改善点:UV名の変更:”Name “フィールドが空の場合、UVのデフォルト名を設定するように
今回からGumroadでの配布を終了するようです。ゲームアセットを取り扱う際に抑えておきたいアドオンの一つですね。「ACT 2025」はBlender Extensions経由で無料、Blender Marketからは$10で応援購入が可能です。是非チェックしてみてください!
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