Vitaliy Yablonskiy( @polozad )氏が開発する、CADデータのリトポロジーに特化したBlenderアドオン「Hardcraft」のAlpha版が公開されています。STEPファイルやPlasticityから取り込んだCADデータに含まれる面や境界などの構造を利用し、元の形状を維持しながらQuadとTriangleを組み合わせたゲーム向けメッシュを構築できます。
Hardcraft Alpha
Hardcraftは、CADから書き出したメッシュをBlender上でリトポロジーするためのアドオンです。
一般的なRemesherやAll-Quad Retopologyとは異なり、CADデータに残されている面・境界・曲線などの構造を解析し、Patch単位でメッシュを再構築します。
- STEP / Plasticity BridgeからCADデータを取り込み
- CADのFace・Boundary・Surface情報を利用したリトポロジー
- Patch単位でのメッシュ生成
- Quad / Triangleを組み合わせたSmart Fill
- 4辺の曲面などにStructured Quad Gridを生成
- 2辺間をQuad Stripで接続するLoft
- 複数のCAD面を1つにまとめるCover
- Curveの分割数やVertex配置を調整
- 隣接Patchと境界を共有したままメッシュ密度を変更
- Flow Guideによる内部メッシュの流れ調整
- Span / Density / Contour / Insetなどのパラメータを保持
- 設定を維持したままPatchを再生成
- CADデータ再読み込み時に既存設定を再利用
- Plane / Cylinder / TorusなどのSurface Typeを認識
- CAD Parametric UVやSeam情報を利用
Alpha版として公開中
2026年9月8日時点の最新リリースはHardcraft 0.8.7-alpha.1です。
- Blender 5.0以降
- Add-on:Windows / macOS / Linux
- STEP Converter:パッケージ版は現時点でWindows向け
STEP ImportではOpen CASCADEを利用した別途Converterが必要です。
Windows向けにはSTEP変換用のConverterが別途配布されています。
一方、Plasticity BridgeやOBJ経由で使用する場合、このConverterは必要ありません。
Alpha版のため、現時点では以下のような制限や既知の問題も案内されています。
- 編集済みCAD MeshではMetadataが失われDetection精度が低下する場合がある
- 大きく複雑な曲面ではCAD側でSurfaceを分割した方が良い場合がある
- Merge機能は既知の問題により一時的にPanelから削除
- 構築済みPatchが増えるほど調整処理のコストが増加
- CAD変更のLive Streamingには未対応
CADモデルをゲーム向けに持っていく時って
結局トポロジーの最適化部分がかなり面倒なんですよね
UE5+Naniteである程度ハイメッシュでも扱える用になったとは言え
適切にリダクションはしておきたい所
こういうアドオンは有り難いです
Hardcraft Alphaは現在GitHub Releasesからダウンロードできます!
今後のリリースへ向けての改善も楽しみなアドオンですね!
是非チェックしてみてください!










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