Blender 5.2をベースに開発されたオープンソースの3D制作ソフト「Mixar」。AIエージェントによるモデリングやシーン構築、画像からの3D生成、レイヤーベースのテクスチャペイント、カメラ演出などを統合しています。
Mixar
Mixarは、Blenderをベースに開発されたAI統合型の3D制作ソフトウェアです。
Blender 5.2をフォークして開発されており、従来のBlenderが持つモデリング、アニメーション、レンダリングなどの機能を維持しながら、AIエージェントによる制作支援や3D生成、レイヤーベースのテクスチャペイント、映像制作向けのカメラツールなどを追加しています。
デスクトップアプリケーションのソースコードはGitHubで公開されており、無料でダウンロードできます。
- Blenderベースの3D制作環境:Blenderの機能を維持しつつ、AI機能や独自の制作ツールを統合
- 2種類の操作モード:従来のBlenderに近い「Engine Mode」と、AI操作に特化したシンプルな「Zen Mode」
- AIエージェント「Mixie」:自然言語によるモデリング、UV編集、マテリアル設定、リギング、アニメーション、シーン構築など
- マルチエージェント対応:複雑なタスクを複数のAIエージェントに分担させ、並列処理が可能
- AIによる3Dモデル生成:テキストや画像から3Dモデルを生成し、PBRテクスチャ生成やリトポロジーなども実行可能
- ノードベースの生成ワークフロー:3D生成やテクスチャ生成、リトポロジーなどの処理を組み合わせて実行
- Moodboard機能:参考画像や動画を管理し、AIへの参照資料として活用可能
- スケッチによるAI操作:ビューポート上に描いたスケッチを使って、編集箇所や生成位置を指定
- レイヤーベースのテクスチャペイント:複数レイヤー、マスク、不透明度調整、チャンネル別ペイントなどに対応
- UV編集・テクスチャベイク:UV編集ツールやベイクプレビュー、テクスチャ・アセットの書き出しに対応
- Cinema Mode:複数カメラの管理、レンズ・被写界深度の調整、カメラアニメーション、手持ちカメラ風の演出など
- モバイルカメラ操作:QRコードを利用したモバイルデバイスからのカメラコントロールに対応
- AI動画制作との連携:カメラアングルから生成した画像をAI動画生成の参照素材として活用可能
- オープンソース・無料配布:デスクトップアプリはソースコードを公開し無料提供(AI生成サービスや外部APIは別途料金が発生する場合あり)
価格
Mixarのデスクトップアプリケーションはオープンソースで公開されており、無料でダウンロードできます。
Blenderをベースとした基本的な3D編集機能に加え、レイヤーベースのテクスチャペイントなど、Mixar独自の制作機能も利用できます。
一方、AIによる3Dモデル生成、画像生成、動画生成などには、クレジット制の有料プランが用意されています。
AIエージェントについては、自分のAPIキーや対応する外部AIサービスを接続して利用する方法も提供されています。
- Mixar本体のダウンロード:無料
- Blenderベースの3D編集機能:無料
- レイヤーベースのテクスチャペイント:無料
- AIエージェント「Mixie」:接続するAIモデルや契約による
- 画像・3Dモデル・動画のAI生成:クレジット消費
- 自分のAPIキーを利用する場合:API提供元の料金体系による
| Starter | Pro | Max | Enterprice |
|---|---|---|---|
| $29.99/月 | $49.99/月 | $99.99/月 | 個別見積もり |
| クレジット 3,000/月 | クレジット 6,000/月 | クレジット 14,000/月 | クレジット カスタムボリューム |
Mixar本体は無料ですが、すべてのAI機能が無制限に無料で利用できるわけではありません。
料金体系や利用可能なクレジットについては公式サイトをご確認ください。
Mixar 4.0&4.1での主なアップデート
2026年9月24日に公開されたMixar 4.0では、ベースとなるBlenderが5.2へと更新され、ユーザーインターフェースやAIエージェント関連機能が大幅に刷新されました。
さらに9月27日に公開された4.1.1では、複数シーンでAIエージェントを並列実行できる機能などが追加されています。
Mixar 4.0の主な変更点
- Blender 5.2.0をベースとしたエンジンへの更新
- カメラ演出を支援する新しい「Director / Cinema Mode」の追加
- AIエージェントの操作UIを刷新
- 半透明のガラス風デザインを採用したUIの刷新
- 画像や動画を管理するMoodboardの大幅な改良
- Zen ModeとEngine Modeの切り替えUIを整備
- キャラクター生成やパーツ組み立てなどのワークフローを追加
- 動画アップスケールやGaussian Splatting生成への対応
Mixar 4.1系の主な変更点
- 複数のシーンタブを管理する「Parallel Scene Tabs」の追加
- シーンごとに独立したAIエージェントを並列実行可能に
- アドオン開発向け「Add-on Project Mode」の検証機能を追加
- 「Mixar Forest」テーマの追加
- MoodboardやAIエージェントの操作UIを改善
- AIによる画像から3Dへの変換や自動リギング関連の改善
- 初回チュートリアルの多言語対応や安定性の向上
特に4.1系で追加されたParallel Scene Tabsは、異なるシーンでAIエージェントにそれぞれ作業を任せられる機能です。
例えば、あるシーンで背景を制作しながら、別のシーンではキャラクターやプロップの制作を進めるといった、複数の制作タスクを並行して処理するワークフローが可能になります。
有志による解説動画
大きく制作が変わっていきますね…
BlenderをAIで操作する仕組みは
MCPなどを通じて色々登場していますが
MixarはBlender自体をフォークして
AIエージェントを中心とした制作環境に作り替えているという特殊な存在です
今後こうしたAIエージェント前提の3D制作環境が
どこまで進化していくのか…
是非チェックしてみてください!










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