bherbruck氏による、Rustで開発された無料のオープンソース3D CADソフトウェア「SolidCraft」のご紹介!スケッチや寸法拘束、履歴ベースのパラメトリックモデリングに対応し、MCPを介したAIエージェントによる操作も可能です。
SolidCraftとは

以前は「SolveCraft」という名称で開発されていましたが、現在は「SolidCraft」へと改名されています。
Autodesk Fusionのようなワークフローを目指して開発されており、スケッチの作成から寸法拘束、押し出しなどのソリッドモデリング、履歴ベースのパラメトリック編集まで対応しています。
プログラミング言語のRustで開発されており、デスクトップアプリのほか、Webブラウザ上でも利用可能。
さらにMCP(Model Context Protocol)サーバーを内蔵しており、AIエージェントからモデリング操作を実行できる点も特徴です。
- パラメトリックモデリング: 寸法やパラメーターを変更すると、モデリング履歴に基づいて形状を再構築
- 2Dスケッチ: 直線、矩形、円、円弧、多角形、スプライン、テキストなどの作成
- スケッチ拘束: 一致、平行、垂直、接線、対称、同心、寸法拘束などに対応
- ソリッドモデリング: 押し出し、回転、スイープ、ロフト、フィレット、面取り、シェル、穴、ねじ、パターン、ミラー、ブーリアン演算など
- 履歴ベースの編集: タイムライン上でモデリング工程の編集、並べ替え、無効化、削除が可能
- パラメーター管理: 単位付きの数式や変数を使用した寸法管理、コンフィギュレーションに対応
- アセンブリ機能: 複数部品の構成、ジョイント、干渉チェック、モーションスタディなど
- 板金モデリング: フランジや曲げ加工、展開図、DXF出力などに対応
- AIエージェント連携: MCPを介してモデル作成、パラメーター変更、計測、スクリーンショット取得、ファイル出力などを実行
- CLI操作: コマンドラインからのモデリング、計測、画像レンダリング、ファイル出力に対応
- ファイル入出力: STEP、IGES、3MF、STL、OBJ形式のインポート・エクスポートに対応(一部形式はメッシュとして読み込み)
- マルチプラットフォーム: Windows、macOS、Linux向けのデスクトップ版とWebブラウザ版を提供
※各機能には対応形状や操作上の制限があります。
AIエージェントによる3D CAD操作
SolidCraftにはMCPサーバーが組み込まれており、Claude Codeなどの対応クライアントからCADの操作を実行できます。
AIエージェントはコマンドを通じてスケッチや立体形状を作成できるほか、寸法変更、体積や面積の計測、モデルの状態確認、ファイル出力などを実行可能です。
また、起動中のデスクトップアプリと接続することで、AIエージェントによるモデリング操作を画面上で確認することもできます。
公式デモでは、電子機器用のケースを作成し、幅や肉厚のパラメーターを変更して形状を再構築する様子が紹介されています。
開発状況と対応環境
SolidCraftは現在も開発初期段階にあり、公式では「シンプルな部品の制作には利用可能」と説明されています。
開発者はAutodesk Fusionで作成した76種類の参照部品を用いた検証を行っており、SolidCraftで再構築した結果、体積、表面積、トポロジーに関する比較項目がすべて一致したと報告しています。
ただし、これはFusionとの完全な形状互換性や操作互換性を保証するものではありません。
2026年10月12日時点の最新バージョンは v0.3.1。
無料で利用でき、ソースコードはMITまたはApache License 2.0で公開されています。
なお、名称変更後も設計ファイルの拡張子「.solvecraft」やCLIコマンドなどには旧名称が使用されています。
テルえもんCADルームさんが
Youtube上で実際に触られている動画を公開していますので
そちらも合わせてチェックすると良いですよ
それにしてもどんどんツールが増えますね…
まだ開発初期段階なので
既存の商用CADをそのまま置き換えられるような完成度を期待するのは早そうですが
今後の発展に期待です
正直これでOKという層が出てきたら
大手ツール側も色々と考えないと行けないところが増えそうですよね
「SolidCraft」は無料で使用することが出来ます!
是非チェックしてみてください!










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