Take Refuge 3DによるBlenderアドオン「N-Gone Pro」の大型アップデートとなる「N-Gone Pro 2.0」が公開されました。
N-Gone Proは、Plasticityなどで作成したCADモデルやBooleanベースのメッシュをBlender上で最適化し、Low/High Poly作成やUV、Vertex Color、命名など、テクスチャベイクへ持っていくまでの作業を効率化するアドオンです。
2.0ではワークフローが大幅に刷新され、完全な非破壊ワークフローやプロシージャルUV、新しいVertex Colorツールなどが追加されています。
N-Gone Pro 2.0
N-Gone Proは元々、Plasticityなどから持ち込んだCADメッシュをゲーム開発向けに準備する際の繰り返し作業を効率化する目的で開発されたツールです。
N-GonやQuadベースのメッシュを対象に、ポリゴン削減やHigh/Low Polyの管理、UV、Vertex Color、命名などをまとめて処理できます。
N-Gone Pro 2.0の主な新機能・変更点
- ワークフローを完全非破壊方式へ刷新
- 作業用の「Prep」と完成用の「Low」を分離した新しいLow Poly作成フロー
- Decimateなどを維持したまま調整し、変更内容をLow Polyへ反映可能
- Geometry Nodesを使用した新しいプロシージャルUV機能
- モデリングやDecimateによる形状変更に追従してUVを自動更新
- Sharp EdgeやUV Seamを利用して自動UVを手動補正可能
- UVをViewport上で確認できるN-Gone Pro Overlay
- Blender標準のAuto UVやCustom UVにも対応
- Vertex Colorツールを大幅強化
- Object・Name・Prefix・Collectionなどを基準にVertex Colorを自動割り当て
- Sharp Islandや小さなディテールを検出してVertex Colorを割り当て可能
- Vertex Color同士のコントラストを最大化する機能を搭載
- High/Low Poly間の名前を揃えるMatch Namesを改善
- DecimationやVertex Color関連などのショートカットを再割り当て可能
- Viewport Overlayを活用して作業中の状態を確認しやすく改善
プロシージャルUV機能を追加
2.0で特に大きな追加となるのが、Geometry Nodesを利用したN-Gone Pro UVsです。
基本的なUVを自動生成しつつ、Sharp EdgeやUV Seamを境界として利用できます。
円筒形状など自動処理だけではUVが崩れやすい部分に必要なSeamを追加することで、その場でUVが再計算されます。
さらにDecimateなどでメッシュの密度を変更した場合もUVが追従するため、Low Polyの形状を調整しながらUVも並行して確認できる非破壊ワークフローになっています。
最終的にFinalizeを実行するとUVのUnwrapとPackが行われます。
このUV機能はN-Gone Proの一連のワークフローだけでなく、通常のBlenderモデリング中にリアルタイムUVとして単独利用することも可能です。
Vertex Colorによるベイク準備も効率化
High Poly側では、テクスチャリング時のMaterial IDなどに利用できるVertex Colorの生成を効率化できます。
ObjectやPrefixなどに応じた自動割り当てに加えて、Sharp Edgeで区切られた領域や小さなディテールを検出してVertex Colorを割り当てる機能も搭載。
Low/High Polyの命名を揃える機能と組み合わせることで、Marmoset ToolbagやSubstance 3D Painterなどへ持ち込んでベイクするまでの準備作業を短縮できます。
この手のリトポツールが結構増えてきましたね
みなさんAI使って開発が加速化している印象…
UVが視覚化されるのは地味に便利そう
「N-Gone Pro 2.0」はSuperhiveやGumroadにて$7.50~の価格で販売中!
既存ユーザー向けには無料アップデートとして提供されています
PlasticityなどのCADツールとBlenderを組み合わせて
ゲーム向けアセットを制作している人や
Booleanベースのハードサーフェスモデルを効率よく最適化したい人は要チェックです!
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