以前紹介したIHP(Implicit Heightfield Projection)がFabにて正式リリースされました!
IHPは高さマップを利用し、低ポリゴンメッシュやLandscapeの表面へ追加ジオメトリを生成することなく立体的な奥行きを表現できるUnreal Engine向けマテリアルプラグインです。従来のPOM(Parallax Occlusion Mapping)のような固定ステップによる探索とは異なり、高さフィールドのセルを辿りながら内部で交差位置を求める方式が採用されています。
IHP(Implicit Heightfield Projection)
IHP(Implicit Heightfield Projection)は、Unreal Engine 5.8(UE5)向けのリアルタイムマテリアルプラグインであり、ハイトマップを低ポリゴンメッシュや地形上で、視点を反映したリアルな表面の奥行きに変換します。メッシュを細分化したり、テッセレーションを有効にしたり、Naniteディスプレースメントを使用したりすることなく、ディスプレースメント風のディテールを生成できます。
レンガの目地に凹みを表現したり、石の表面に層状の質感を与えたり、砂利やひび割れ、タイル、凹凸のある地面に奥行きを持たせることができます。カメラが移動すると、投影されたディテールは、表面のシェーディングのみに依存するのではなく、視点に応じて変化します。
- 高さマップからリアルタイムに立体的なサーフェス表現を生成
- メッシュの細分化やTessellation、Nanite Displacement不要
- POMとは異なるセルベースの高さフィールド探索方式を採用
- Texture2DのHeight Mapを直接利用可能
- Runtime Virtual Texture(RVT)によるLandscape向けワークフローに対応
- 投影結果に合わせたUVを出力するFinalUV
- 高さ情報からTangent Space Normalを再構築するNormalTS
- Normal Mapを用意しなくても高さ情報から凹凸方向を生成可能
- Derivativeを考慮したTexture Filteringに対応
- オプションでSelf Shadowingを利用可能
- Texture2D版ではSilhouette Maskingにも対応
- Decal Materialでの利用にも対応
- Height MapのR・G・B・Aチャンネルを選択可能
- Fast/Production/Legendary/Referenceの4段階から描画品質を設定可能
- レンガ、石材、砂利、岩肌、道路、タイル、地形などの表面表現に活用可能
Texture2DとRVTの2つのワークフロー
IHPには大きく分けて2種類の使用方法があります。
- IHP Height Projectionでは通常のTexture2D Height Mapを使用し、タイルマテリアルや低ポリゴンメッシュへ奥行きを追加できます。
- IHP Height Projection RVTではRuntime Virtual TextureのDisplacement情報を利用可能
Landscape LayerなどからRVTへ書き込んだ高さ情報をIHPで投影することで、大規模なLandscapeにも細かな表面の立体感を追加できます。
UE5.8向けにFabでリリース
バージョン1.0.0には、
- IHP C++ Plugin
- 2種類のMaterial Expression Node
- IHP_Standard Material Function
- デモLevel
- サンプルMaterial/Material Instance
- 1KサンプルTexture×2
などが収録されています。
先日紹介したばかりのIHPが早くもFabで正式リリース!
POM系の表現は以前からありますが
これは中々いい感じの表現なのでは?
「Implicit Heightfield Projection (IHP)」はFabにて個人向けが$34.99、プロ向けが$144.99で販売中!
UE5.8を使っている方はチェックしてみてください!
リンク











コメント