UnityやVRChatなどでおなじみの多機能シェーダー「lilToon」の開発者 lilxyzw氏( @lil_xyzw )が、新たなキャラクター向けシェーダー「NonToon」を無料公開しています!PBR的なライティングとNPR的なルックを組み合わせ、フォトリアルな環境にも馴染みやすいキャラクター表現を目指したシェーダーで、新開発のモジュール型シェーダーシステム「Shader Core」をベースに、必要な機能を後から追加・拡張できる設計となっています。
Shader Coreとは?
「Shader Core」は、lilToon開発者のlilxyzw氏が新たに開発したモジュール型シェーダーシステムです。
従来の多機能なアバター向けシェーダーでは、多くの機能をあらかじめ本体へ組み込むことで、UIの複雑化やシェーダーの肥大化、インポート・ビルド時間の増加、開発・メンテナンスコストの増大といった問題がありました。
Shader Coreではシェーダー本体を最小限に保ち、必要な機能だけをモジュールとして追加できる構造を採用。さらにUnityへの依存を抑え、各モジュールをUnity以外の環境へ展開しやすいことも意識して設計されています。
そして、このShader Coreを利用して開発されたキャラクター向けシェーダーが「NonToon」です。
NonToon

- PBR+NPRによるキャラクター表現: PBRと同様のラフネスを利用したスペキュラーと、RampテクスチャやSDF、リムシェードなどのNPR表現を組み合わせ、フォトリアルな環境にも馴染みやすいルックを実現
- モジュールによる機能拡張: Shader Coreを採用し、必要なモジュールをインストールすることで機能を追加可能。本体機能の多くもモジュールとして定義され、別のシェーダーで再利用可能
- 4つのディテールテクスチャ: RGBAマスクを使い分け、衣服など1つのモデル上に複数種類の細かな質感を追加可能
- キャラクター向けスペキュラー: PBR的なスペキュラーに加え、異方性反射を応用したヘアスペキュラーにも対応
- 豊富なNPR表現: Rampによる陰影、SDF、リムシェード、リムライト、加算・乗算マットキャップ、アウトラインなどに対応
- 基本的なキャラクター表現機能: ノーマルマップ、明るさブースト、距離フェード、ステンシル、不透明・カットアウト・ディザ・半透明・ファーなどを搭載
- Built-in / URP対応: UnityのBuilt-in Render PipelineとUniversal Render Pipelineに対応し、VRChatをはじめカスタムシェーダーが利用できる環境でも使用可能
- 本体は必要最小限を維持: キャラクター表現に必須と判断されるもの以外は原則として本体へ追加せず、追加機能やプラットフォーム固有機能はモジュールとして拡張する方針
実際に使用されている方々がXなどで投稿しておりますので、そちらも是非チェックしてみてください!
lilToon→NonToon
— shirotomato (@shirotomato_vrc) July 13, 2026
奥行き感のある表現と、シンプルなマテリアル設定が素晴らしいです。 pic.twitter.com/dB1ffCjLhc
話題のNonToonを試してみた pic.twitter.com/f1tcYuiMye
— Yuumu (@Yuumu_CN) July 17, 2026
左:lilToon
— 新感覚癒し系魔法幼女すー (@sueSama) July 12, 2026
右:NonToon pic.twitter.com/wIgDDbdFpK
lilToon → NonToon Converter 変換ツール作ってみた pic.twitter.com/vTqKHF2RU3
— (っ◔◡◔)っ Yan-K (@YanKMW) July 11, 2026
lilToonからのコンバーターなんてのも存在するのですね。
モジュール型で必要な機能だけを追加できるため、シェーダーの肥大化を抑えられるのはもちろん、パフォーマンス面でも期待したくなる設計ですね。
作者自身「lilToonを倒すつもりで開発」とのことで、将来的にlilToonを超える存在へ成長するのか、今後の展開にも期待したいですね!
リンク
モジュール型シェーダーシステムを利用した最小限のキャラクター向けシェーダーを公開しました。PBR的なライティングとNPR的なルックを合成することでフォトリアルな環境になじませます。https://t.co/pnraZr2kDQ
— lil (@lil_xyzw) July 11, 2026













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