『GODZILLA 怪獣惑星』や『シドニアの騎士』『BLAME!』などを手掛けた事でもおなじみのアニメスタジオ「ポリゴン・ピクチュアズ」がNPR(ノンフォトリアリスティックレンダリング)表現に特化したレンダリングソフトウェア「PPixel(ピクセル)」 の開発を発表しました!
レンダリングソフトウェア「PPixel」(ピクセル)を自社開発!
独自の映像表現と効率化を実現株式会社ポリゴン・ピクチュアズ(本社:東京都港区、代表取締役:塩田周三、以下ポリゴン・ピクチュアズ)は、レンダリングソフトウェア「PPixel」(ピクセル)を開発したことを発表いたします。
Polygon Pictures Inc.
PPixelはセルルックCG(※注1)スタイルをはじめとするNPR(ノンフォトリアリスティックレンダリング)表現に特化したインハウスのレンダリングソフトウェアです。
本ソフトウェアは、近年多様化する映像表現において独自性のあるルックやスタイル表現を可能にすることを目的に、当社が長年培ったアイデアやノウハウを組み込んで開発した、新しい映像表現の探求に欠かせないツールです。
PPixelの開発、導入により、独自性の高いの映像表現を作り出すとともに、PPixelと既存の制作パイプラインシステムの融合、NPR表現にフォーカスすることによる処理の高速化、レンダリング時間の短縮などの効率化を実現。これまで以上に高品質な映像を高い生産性で制作することが可能になりました。
当社ではCG技術開発だけでなく、近年発展著しいIT技術を効果的に映像制作に活用するための取り組みもおこなっております。ハイエンドな映像制作のために必要なソフトウェアを部分的に内製化することで、今後も先進的IT技術とCG映像制作の親和性を高めることを推進して参ります。
※注1:セルルックCGとは、3DCGをセル画(手描き)アニメーションのように表現する手法のことです。
http://www.ppi.co.jp/news_release/ppipr20190912/
既存のレンダラーを使わず自社開発にする事でより、より作品に特化した進化をしていきそうですね。
今後の展開がとても楽しみです。
コメント