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SplatGen | Blenderシーンから3D Gaussian Splatを生成!データセット作成から学習&PLY・SOG出力まで対応するアドオン!

この記事は約4分55秒で読めます

エジプトのインテリア・建築デザイナーShehab Mekky氏のJELLY FISH STUDIOから、Blenderシーンを3D Gaussian Splatへ変換できるアドオン「SplatGen」がリリースされました!

SplatGen

SplatGenは、JELLY FISH STUDIOとして活動するインテリア・建築デザイナーShehab Mekky氏によって開発された、Blenderシーンから3D Gaussian Splatting(3DGS)用データセットを生成できるBlenderアドオンです。
用意したBlenderシーンに複数のカメラを配置し、各視点からレンダリングした画像や深度情報などをもとに3DGS用データセットを構築できます。
上位版のSplatGen Proでは、NVIDIA CUDA GPUを使用したローカル環境でのSplat学習にも対応しており、Blenderから離れることなく学習結果の確認からPLY・SOG形式への出力まで行えます。

主なワークフロー

SplatGenでは、Blenderシーンから以下の流れでGaussian Splatを生成できます。

  1. カメラを配置
    • ビューからカメラを追加
    • 面から複数のカメラを生成
    • 再利用可能なカメラリグにも対応
  2. カメラカバレッジを確認
    • 各カメラからシーンをどの程度カバーできているかを検証
    • カバレッジを色分けして表示
  3. データセットを構築
    • 各カメラからシーンをレンダリング
    • RGB画像
    • Mask
    • Metric Depth
    • Surface Normal
    • Point Cloud
    • COLMAP形式のデータなどを生成
  4. Gaussian Splatを学習(Pro)
    • CUDAを使用してBlender内からローカル学習
    • プリセット
    • ライブプレビュー
    • Checkpoint
    • Pause / Recoveryなどに対応
  5. Blender上で結果を確認(Pro)
    • 学習済みGaussian Splatをリアルタイム表示
    • Gaussian / Rings / Centers表示に対応
  6. PLY / SOG形式で出力(Pro)
    • 一般的なGaussian Splat PLY
    • SuperSplat互換のSOG形式で出力可能

出力したデータはSuperSplatなどへ持ち込み、編集・最適化・Web上での表示などに利用できます。

Blenderのレンダリング結果から3DGSを構築

SplatGenでは単純なGeometry Ray Castだけではなく、レンダリングされたRGBとMetric Depthを利用して3Dポイントを構築します。
各ピクセルの色と深度、カメラ位置から3D空間上の位置を求めることで、レンダリング上に現れる細かなシルエットなどもデータへ反映できる仕組みになっています。
公式では、HairやParticle、Evaluated Effectなど、Geometryのみを対象としたRay Castでは拾いにくい要素についても、レンダリングされたDepth Passを利用する利点が説明されています。

StandardとPro

SplatGen Standardでは、カメラの作成やカバレッジ確認、RGB・Depth・Mask・Point Cloudなどを含む3DGS学習用データセットの構築が可能です。SplatGen ProではStandardの機能に加えて、

  • NVIDIA CUDA GPUを使用したローカルSplat学習
  • 学習中のプレビュー
  • Preset / Checkpoint / Pause / Recovery
  • Blender内のSplat Viewer
  • PLY出力
  • SuperSplat互換SOG出力

などを利用できます。
Standardで作成したデータセットを外部の学習ツールへ渡すことも可能です。

動作環境

公式ドキュメントのSplatGen 5.2では、以下の環境が案内されています。

  • Windows 10 / 11 64bit
  • SplatGen Pro 5.2:Blender 5.2
  • Proでの学習:NVIDIA CUDA対応GPU
  • VRAM 6GB以上
  • VRAM 8~12GB以上を推奨
  • 8GB以上の空きストレージ
  • Pro Runtimeの利用にはインターネット接続が必要

データセットの構築自体にはCUDAは必要ありません。

作者はインテリア・建築デザイナー

開発者のShehab Mekky氏は、エジプトのNew Cairoを拠点にJELLY FISH STUDIOとして活動するインテリア・建築系デザイナーです。
Behanceでは「Interior Design, Architecture, Landscape Design」を専門分野として掲げており、Blenderや3ds Maxなどを使用したインテリア・建築ビジュアライゼーション作品を多数公開しています。

価格

  • Standard:$1(公式サイトでは無料版として案内されているが違うぽい?セール価格は$0.33でした)
  • Pro:$25(Proはリリース時の数量限定価格$8も設定されています)

Blenderで完成させたシーンを別のリアルタイム環境へ持っていこうとするアプローチとして
今後こういうフローは増えていきそう
ちなみにBlenderから3DGS化するアプローチは結構前からあって…

Blenderから3DGSを生成できる関連ツール

Blenderシーンから3DGSを生成したり、学習用データセットを作成したりするツールはSplatGen以外にもいくつか存在します。

  • 3DGS Render by KIRI Engine
    Blender上で3D Gaussian Splatの読み込み・編集・レンダリングができるアドオン。v3.0からMeshを3DGSへ変換する機能にも対応。
    Meshの頂点・表面情報をもとに直接3DGSへ変換する機能にも対応しており、多視点レンダリングから学習するSplatGenとは異なる方式で3DGS化できます。
  • Splatman
    BlenderシーンからGaussian SplattingやNeRF向けの多視点画像やカメラ情報などを生成できるアドオン。
  • Camera Array Tool
    Blenderシーンに多数のカメラを配置して多視点画像を生成。Postshotなどを利用した3DGS生成用の素材作成に活用できます。
  • Splats
    BlenderシーンからGaussian Splatting向けのMulti-view Training Dataを生成できる無料アドオン。
  • Gaussian Splat Generator
    BlenderシーンからCOLMAP形式のデータセットを生成し、LichtFeld Studioを利用したGaussian Splat生成までを支援するオープンソースアドオン。

これらのようにBlenderシーンを3DGS化する手法はいくつか登場していますが
SplatGen Proはデータセット生成からCUDAを利用した学習
Blender上での確認PLY・SOG出力までをまとめて扱えるのが特徴です

開発者がインテリアデザイナーさんで
過去にはClaudeを使って Blenderアドオンを修正したことも公言しているので
SplatGenの開発にもAIコーディングが使われているのか気になるところですね!

こういう「アーティスト自身が欲しいツールをAIを使いながら作る」流れも
今後さらに増えていきそう

「SplatGen」はSuperhiveにて販売中です!是非チェックしてみてください!

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