CIQのブログにて、Dream Works Animationのオープンソース化されたレンダラー「Moonray」のビルドを自動化する方法が紹介されていました。
Containerizing MoonRay: OSS from DreamWorks Animation Using Apptainer and Rocky Linux 9 Base Image
公式ドキュメントでは、MoonRayをビルドする方法として、(1)DockerコンテナでMoonRayをビルドする方法と、(2)CentOS 7マシンでMoonRayをビルドする方法の2つを紹介しています。本記事では、3つ目の選択肢として、(3) ApptainerとRocky Linux 9を使ったMoonRayのビルドを紹介します。Apptainerは、MoonRayのビルドプロセスを劇的に簡単かつシンプルにします。
Apptainer(旧Singularity)は、HPCで最も広く使われているコンテナシステムです。Apptainerは、安全性、移植性、100%の再現性を備えながら、ベアメタル性能でアプリケーションを実行するように設計されています。
「Apptainer」というコンテナシステムとRHELと互換性のある無料のLinuxディストリビューション「Rocy Linux」を使った方法とのこと。私は試せておりませんがMoonrayを動作させる予定の方は参考にしてみてはいかがでしょうか?
ということで詳細はCIQのブログをご確認ください。千田様、情報のご提供ありがとうございました!
リンク
Moonrayについては過去記事を参照ください
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