頭頸部の構造をアーティスト向けにわかりやすく図解した書籍「Form of the Head and Neck」の日本語版『スカルプターのための美術解剖学 頭頸部編』が2023年3月末に発売されます。
スカルプターのための美術解剖学 頭頸部編 – Form of the Head and Neck日本語版 –
- 出版社 : ボーンデジタル
- 著者:アルディス・ザリンス
- 発売日 : 2023/3/31
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4862465498
- ISBN-13 : 978-4862465498
- 寸法 : 28 x 21.6 x 2 cm
スカルプターのための美術解剖学 頭頸部編 – Form of the Head and Neck日本語版 –
本書の特徴
「スカルプターのための美術解剖学 3 頭頸部編」は、あらゆるビジュアルアーティスト必携の一冊です!
うすうすお気付きの方もいるかもしれませんが、皮膚の下の筋肉は、人の顔のフォルムとはほとんど関係ありません。顔の筋肉は、最終的な見た目を決める要素の1つにすぎないのです。本書では、頭頚部のフォルムを図を使って紹介しながら、見た目とアナトミー(解剖学)の関係について掘り下げます。
アートの真の自由を謳歌するには、若い白人男性の無表情を描けるだけでは足りません。ミケランジェロのダビデ像は確かに傑作ですが、それを参考にできないケースが多々あるからです。さらに、成功へのカギは、フォルムを再現することではなく、フォルムとその構成を理解することにあります。それができれば、創造的自由は驚くほど広がります。
顔には、たいてい何らかの動きがあります。感情でも変化しますし、年齢、民族、性別、体型、ちょっとした身体構造など、多くの要素が顔の見た目に影響します。
「スカルプターのための美術解剖学 3 頭頸部編」では、これらのカテゴリーに分けて、頭頚部の複雑な部位を分析します。口、目、耳などの各部位を概形に簡略化してから、細かいリアルな形状に少しずつ再構築していきます。私たちの書籍に欠かせないのは、3Dモデル、写真、カラーコーディングなどの視覚的な画像情報ですが、本書も例外ではありません。文字の使用を最低限に抑えているため、直観的に読み進められる、とても理解しやすい本になっています。
Anatomy for Sculptorsとは
「Anatomy for Sculptors」というコミュニティを立ち上げる原動力となったのは、スカルプターのニーズに応えたいという思いでした。コミュニティ名に「Sculptors」が含まれているのはそのためです。以来、私たち3Dおよび2Dアーティストのチームは、医療および解剖学の専門家と連携しながら、さまざまな知識を積み上げてきました。スカルプターはもちろんのこと、すべてのビジュアルアーティストの一助となることが、私たちの真の目標です。
著者について
アルディス・ザリンス(Uldis Zarins)は、ラトビア芸術アカデミーで解剖学を教えています。また、昔ながらの彫刻家として25年以上活動し、受賞歴もあります。アルディスは、長年にわたり、アーティストを目指す生徒向けの総合的な視覚解剖学の本を探してきました。しかし、これといった本が見つからなかったことから、信頼性の高いファレンス付きの本を自ら執筆することを決意しました。この作業が予想以上に大掛かりなものとなり、とうとうシリーズ3冊目に突入しました。彼の著書には「スカルプターのための美術解剖学」と「スカルプターのための美術解剖学 2 表情編」(共にボーンデジタル刊)もあります。
内容サンプル
図解もわかりやすくかなり良さそうな本ですよ!少々お高いですが…
是非チェックしてみてください!
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スカルプターのための美術解剖学 頭頸部編 – Form of the Head and Neck日本語版 –
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