Photoshopでパノラマペイントを行う映像「360 Speedpaint Fantasy Landscape」が公開!実際にパノラマペイントをする為のセットアップ手順も日本語で紹介いたします。
360 Speedpaint – Fantasy Landscape
Photoshopの3D機能があればPanoPainterとか無くても、なんとかなりますね。
3Dを使ったペイントフローはまだまだ活用法がありそうです。
360° ペイント チュートリアル
Photoshopでパノラマペイントを開始するために必要な手順について説明します。
※下記ページで解説されている内容を日本語で再紹介しているだけです。
360-painting | Cubebrush
まずは2:1の比率の新しいキャンバスを作成します。
ピクセル数は高ければ高いほど良いです。
※例の場合10000ピクセルx 5000ピクセルにしてます。
フラットなキャンバスを3D球に変えて塗りつぶしましょう!
3D UIへの切り替えを促すメッセージが表示されます。
この時点で、3Dタブや、いくつかの新しいレイヤーが追加されます。
ここから360°ペイント可能!
3Dタブでは、「現在のビュー」が最初に表示されます。
ペイントしているときに常に選択しておくレイヤーとなります。
“球パノラマ”を選択することでメッシュ自体を移動することもできますが、回転軸を混乱させるので、カメラを動かすのが難しい場合を除いてはお勧めしません。
カメラレイヤーをクリックして[プロパティ]パネルを見ると、POVを変更する事ができます。
チュートリアルの推奨値の10をセットします。
最後にレイヤーに関する注意です。
必要なだけ多くの新しいレイヤーを作成できますが、2Dのレイヤーがアクティブなときにカメラを回転することはできません。
※3D UIを使用していることを確認するには、カメラビューレイヤーが選択されていることを確認し、キーボードの “V”を押してナビゲーションモードにします。
基本的なセッティングは完了しているので、空間の認識を補助するためにパースペクティブグリッドをロードすることをお勧めします。
無料でダウンロードできます(Cubebrushアカウント必須)
Cubebrush | 360° Perspective Grid
現在のウィンドウでは、投影されたキャンバスの結果が3D球面上にあるかどうかを確認します。
グリッドを追加するには、ベーステクスチャ自体を編集する必要があります。
“球パノラママテリアル”を選択し、プロパティで、”拡散”の横にある小さなアイコンをクリックし、 “テクスチャを編集”を選択します。
現在テクスチャが開かれ、スマートオブジェクトのように常に参照された状態になります。
グリッドを読み込んでテクスチャファイルの最上層に貼り付け、保存する事で3Dのウインドウにも反映させることができます。
乗算ブレンドモードに設定して、下のすべてが表示されるようにすることもできます。 保存すると、変更は360ウィンドウに反映されます。
注意:背景レイヤー上に直接ペイントする場合は、遅延が発生する可能性が高いので、まずは一時的に新しいレイヤーを作成し、その新たなレイヤーにペイントする事をお勧めします。現在の角度へのレイヤーの描きこみが完了したらCTRL + Eを使用してマージし、別の角度からペイントする準備をします。
完了するまでこのプロセスを繰り返してください!
上記手順を解説した動画も公開されております。
Learn 360° Painting in Photoshop (Panoramic Painting)
挙動に癖がありますが、慣れればなんとかなります。
(3Dモデルの座標固定方法があれば良いのになぁ・・だれか教えてください。
以上!是非お試しあれ!
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