Digital Sculptorsによる、Blenderのモデルから直接IGESフォーマットをエクスポートできるBlenderアドオン「Export IGES v1.4」のご紹介。
IGESフォーマットとは?
IGES(アイジェス)は異なるCAD間でデータを交換する際に使用する中間ファイル・フォーマットの一つ。ANSIが策定し、自動車産業を中心に実質的に世界標準となっている。3次元データを扱う際によく用いられる。Initial Graphics Exchange Specificationの略。
https://ja.wikipedia.org/wiki/IGES
Export IGES v1.4
Blender用Export IGESアドオンは、サブディビジョンリミットサーフェスを作成し、IGESファイルとして保存されます。
- エクスポートから使用:File->Export->Export IGES
- オブジェクトを別々にエクスポートのを推奨
- サブディビジョンレベルを選択可能
- 選択のみやバッチモード対応
- 向き指定オプション
- モディファイアの適用オプション
v1.1 -v1.4
- モディファイアの適用をサポートしました。(サブディビジョンモディファイアを除く)
- Mac OSX向け初回リリース
- 軸選択をサポート
- 単位スケーリングに基づく自動スケーリングに対応。
- Blender 3.1対応
- 頂点の折り目をサポートしました。
- バッチモードトランスレーションをサポートするようになりました。
- パフォーマンスが向上しました。
システム要件
OS:Windows 10 64bit、VC++ランタイム2017以上。
Mac OSX 10.12 Intel CPUS用、11 ARM CPU用、またはそれ以上。
以下の依存関係があるLinux 64。
libstdc++.so.6 => /lib/x86_64-linux-gnu/libstdc++.so.6
libm.so.6 => /lib/x86_64-linux-gnu/libm.so.6
libgcc_s.so.1 => /lib/x86_64-linux-gnu/libgcc_s.so.1
libc.so.6 => /lib/x86_64-linux-gnu/libc.so.6
v1.0の時に紹介したのを覚えていますか?
当時CADデータなんて私が扱う事は無いと思っていましたが
まさかこんなことになるとは…
ざっくりBlenderで作ってからPlasticityで仕上げるフローが良さそう
ちなみにPlasticityでIGESファイルをインポートするにはStudioライセンスが必用です。
ということでご活用ください!
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