HDR10+ GAMINGによるUnreal Engine向け無料プラグインが公開されています。
HDR10+ GAMING Plug-in
HDR(ハイダイナミックレンジ)ゲームは、SDR(スタンダードダイナミックレンジ)ゲームに比べて、暗い部分や明るい部分のディテールが素晴らしく、コントラストが高く、色彩が広い。しかし、HDRゲームを様々なディスプレイにレンダリングすることは困難です。ゲーム開発者やプレイヤーは、HDRゲームの高品質を楽しむために、正確で自動的なHDRディスプレイキャリブレーションを望んでいました。HDR10+ GAMINGは、この潜在的な問題を解決するために、標準プロトコルに基づくデバイスの認証を提供し、ゲーム開発者とプレイヤーの両方にとって、真の没入感、リアルでプレミアムなHDRゲーム体験を可能にします。
- 手間のかからない自動HDRディスプレイ・キャリブレーション
- 様々なディスプレイに最適化されたダイナミックHDRゲームレンダリング
- 低遅延
- QAの時間とリソースの削減。すべてのHDR10+ GAMING対応ディスプレイに対する単一のQAテスト。
HDR10+ GAMINGの詳細については、こちら
Unreal Engine用HDR10+ GAMINGプラグインは、ユーザーによる手動設定なしで、ディスプレイの最大輝度でのダイナミックHDRゲーム出力を提供し、接続されたディスプレイをHDR10+ GAMINGモードに設定します。
※現在、HDR10+ GAMINGプラグインはNVIDIA GPUで動作します。
※プラグインはUE 5.3.0に基づいています。それ以外の場合は、ソースコードに基づいて独自にビルドすることができます。動作要件
- Windows 10 バージョン 1803 以降
- PlayReadyをサポートし、利用可能なHDMIポートを持つNVIDIAグラフィックカード(GeForce RTXおよびGeForce GTX 16シリーズのグラフィックカードとノートパソコン)
- NVIDIAドライバ527.7以降
ディスプレイ
- HDR10+ GAMINGをサポートしたディスプレイ
- HDMI 2.0b以上のポート
- HDMI 2.0b High Speed または HDMI 2.1 Super High Speedのケーブル
HDR10+ GAMING自体はは、サムスンも主導するHDR10+ Technologiesが開発した新規格とのことで、そもそも対応ディスプレイってどれくらい普及してるんだろうか・・
こういうのはあると便利なので、どんどん普及してほしいですよねぇ。
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