Damjan Minovski氏スクリプト可能な一人称視点制御を実現するBlenderアドオン「OmniStep」が正式リリースされました!
OmniStep – A Scriptable First Person Controller for Blender – Trailer 1
OmniStepはスクリプト可能な一人称視点コントローラを提供するBlenderアドオンです。
インタラクティブなアニメーションとプロトタイピングツールで、組み込みのゲームループと、より複雑なインタラクションのためのオプションのスクリプトを提供します。OmniStepは、高度にカスタマイズ可能でスクリプト可能なファーストパーソンコントローラーで、動きのメカニクス、衝突への対応、入力処理の点で、AAAゲームに匹敵します。動きやプレイヤーのアクションを記録できるため、手作業で多くのアニメーションを作成する必要があるショットの作成に使用できます。これには、ウォークスルーや非常にスムーズなフライスルーが含まれます。
カスタマイズ可能な歩行モードや飛行モード、スマートなコリジョンシステム、スポーンポイント、スクリプトのサポートにより、レベルプロトタイピングを簡素化し、Blenderをゲーム開発のためのさらに多用途なツールとし、アーティストに作品を体験する直感的な新しい方法を提供します。
OmniStepの機能
- 一人称視点での動き:プレイヤーパラメーターや重力、スピード、加速度、摩擦、エアコントロールなどの設定、階段や不整地でのモーションダンピング機能
- フライモード:完全に物理ベースの挙動、加速度、摩擦などの設定、マウスルックとラジアルコントロール機能、コリジョンなど
- カメラ機能:物理、コンストレイントなどのカメラリグ、カスタマイズ可能なバンクとモーション・ダンピング、焦点距離のカスタマイズ
- 衝突(コリジョン)システム:カプセルベースの衝突検出、数百万トライアングルを処理できるBVHツリーを使用、インスタンス化されたコレクションやリンクされたライブラリとの衝突、コレクション毎の包含または除外、スクリプトモジュールを使用した部分的な動的衝突、最後の接地を再利用することで、エンドレス落下を防止
- 録画:カメラモーション録画、ループ録画、バッファ録画(タイムライン再生なしの録画)
- スクリプト:ユーザーが書いたスクリプトで新機能を追加、ゲームループメソッドの公開、UIパネルでパラメータを自動的に公開、プレイヤーパラメーターとコリジョンシステムへのアクセス
- カスタマイズ可能な設定:入力スムージングオプション、カスタマイズ可能なキーマップとゲームパッドのマッピング、Windows用ゲームパッドのサポート(XInput)、感度とY軸反転を含むマウス設定、カスタムNパネル配置、120以上のHzをサポートするフレームレートの独立性、選べるスケール設定:メートル、インペリアル、フリー
- 追加機能:テレポートメカニック、スポーンポイントとしてのエンプティ
- 公式サイトにはデモファイルとドキュメントが充実!
SNS上で予告投稿がされていた段階から楽しみにしていたアドオンです!疑似ゲームエンジン風にBlenderを扱うことが出来そうですね。FPS視点の映像制作などでも役立ちそうです。
「OmniStep」はBlender MarketやGumroadにて$15で販売中!今後の発展も楽しみですね!是非チェックしてみてください!
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