約3年半ぶりの紹介ですね。ノードベースのレイヤーやブラシのカスタマイズ、 GPUによる高速動作が売りの2Dペイントソフト「Black Ink」の2023.6バージョンがリリースされました!
Black Ink – Update 2023.6
- Symmetry Radial Operator
- GlobalColors Preset Menu.にLoad、Restore、Clearコマンドが追加
- より良いTiling Operator
- エリア選択時のMagicWandとPaint Bucket のパフォーマンスが向上しました。
- マウスホイールを子ウィンドウにバインドするために、子ウィンドウをクリックする必要がなくなりました
- 永続的なギズモは、選択されたレイヤーに応じて、より一貫して表示されたままになりました
- Paint Bucketツールがアクティブなときに、スポイトのショートカット(Altを押したまま)が機能するようになりました。
- Brush Smoothness ツールはショートカットZで切り替えられます。
- レイヤーエディタの ToolBar Menuから Symmetryまたは DomainWrap オペレーターを作成するとクラッシュする問題修正
- DomainWrap オペレータ使用時のランダムクラッシュ問題修正
- [ Stylus Preferences]で[現在のブラシで消去]が無効になっている場合、ペンを反転した後にスタイラスの消しゴムボタンを使用しても、ブラシを取得できない問題修正
- Paint Bucketで塗りたい領域が塗りつぶせないことがある問題修正
- 書き出されたpng画像の透明部分のピクセル色が悪い問題修正
- エクスポートされたイメージの多くにボイドが含まれる場合のエクスポート問題。Black Ink が不安定になり、「すべてのタイルへのアクセスに失敗しました」というメッセージが表示されることがあります。
- layer stackの入力が、再帰的にネストされた 2 つ以上のレイヤスタックで ‘パススルー’ ブレンディングモードを使用している場合、無効なブレンディングアルファが表示される。
- Tiling Operatorのレンダリングが正しく行われないことがありました。
- Tiling Operatorの「永続」ギズモが動作するように
- ブラシに ColorImage タイプを使用した後に Black Ink を閉じると、不規則にクラッシュする。
アップデート内容詳細はこちら:https://blackink.bleank.com/Support/Changelog/#20236
紹介しきれなかったここ最近のアップデート動画も乗せておきます。
個人的に2Dイラストソフトにこのノードベースの概念を取り入れてるのはかなり好印象なので、発展していってほしいなぁ。
価格とライセンス
Black InkはSteamだと\3,900、開発元のBleankのサイトでは59€で販売されています。
対応OSはWindowsのみです。
体験版もありますので、ぜひお試しあれ!