VFX制作に10年以上携わってきた有限会社ティップスが、実制作で欲しかった機能を形にした3ds Max向けプラグインシリーズFX Maker Toolsを公開!稲妻制作の為の「Lighting Maker」、触手制作の為の「Tentacle Maker」、ミサイル群制作の為の「MissileCircus」!
FX Maker Tools
FX Maker Toolsは、VFX制作で繰り返し発生するアニメーション作業を効率化するために開発された3ds Max向けツールシリーズです。
開発者は「スーパー戦隊」「仮面ライダー」シリーズのVFX制作に10年以上携わってきた経歴を持ち、その制作現場で「こんなツールが欲しかった」と感じていた機能を実際のツールとして形にしています。
現在公開されているのは、稲妻を生成する「Lightning Maker」、触手の動きを生成する「Tentacle Maker」、複数のミサイルによる追尾アニメーションを生成する「MissileCircus」の3製品。
いずれも完成したエフェクトをワンクリックで作ることを目的としたものではなく、反復的な動きやベースとなるアニメーションをツール側で生成し、アーティストが演出や仕上げに集中できるようにするという考え方で開発されています。
Lightning Maker

Lightning Makerは、始点と終点を指定して稲妻を生成・アニメーションできるツールです。
指定したポイントが移動した場合にも追従し、稲妻らしい形状や枝分かれの変化を生成できます。
リアル寄りの雷だけでなく、強いパースを付けた形状や、溜め、コマ保持などを取り入れたアニメ的な表現にも対応。
最終的な発光やコンポジット処理をAfter Effectsなどで行うワークフローを想定し、3ds Max側では稲妻の形状と動きのコントロールに重点が置かれています。
- 始点・終点を指定した稲妻生成
- ポイントの移動への追従
- 枝分かれを含む稲妻形状の変化
- 強いパースを使った表現
- 溜めやコマ保持などアニメ的なタイミング表現
- コンポジット前提の形状・アニメーション調整
価格:$69
Tentacle Maker

Tentacle Makerは、モンスターなどに使用する複数の触手アニメーションを効率的に生成するツールです。
根元となるダミーと生成本数を設定することで、複数の触手用パスを生成。
単純にランダムに動かすだけではなく、生き物のようにうねる動きやターゲットを追跡する動き、さらに根元の移動から少し遅れて引っ張られるような挙動などを調整できます。
生成したパスに沿ってユーザーが用意したモデルを変形できるため、クリーチャーの触手やケーブル状のオブジェクトなど、複数の長物を有機的に動かしたい場面で活用できます。
- 複数の触手用パスを生成
- 触手本数を指定可能
- 生物的なうねり
- ターゲットを追いかける動き
- 根元の移動に遅れて追従する動き
- 任意のモデルをパスに沿って変形
価格:$89
MissileCircus

MissileCircusは、複数のミサイルがターゲットを追跡するアニメーションを生成するツールです。
発射位置とターゲットを指定することで、複数のミサイルが飛び交う軌道を作成できます。
特徴的なのが、ミサイルの挙動に3種類の「性格」が用意されている点。
- まじめ:ターゲットを素直に追尾するタイプ
- 天才:ターゲットの動きを考慮して先回りを狙うタイプ
- バカ:カメラに映りたがるような軌道を取るタイプ。
単純な追尾シミュレーションではなく、画面上でどう見えるかを意識した演出的な挙動を作れるのが面白いところです。
さらに速度、加速、燃焼時間などに個体差を設定可能。
円形や四角形に配置された発射口からの連続発射にも対応しており、大量のミサイルが複雑に入り乱れるようなアクションシーンを構築できます。
- 複数ミサイルの追尾軌道を生成
- 発射位置とターゲットを指定
- 3種類の追尾タイプ
- 速度の個体差
- 加速の個体差
- 燃焼時間の個体差
- 円形・四角形に配置した発射口
- 複数ミサイルの連続発射
価格:$129
3製品をまとめたComplete Bundleも販売

Lightning Maker、Tentacle Maker、MissileCircusの3製品をまとめた「FX Maker Tools Complete Bundle」も用意されています。
個別に導入することもできますが、稲妻、クリーチャー、ミサイルといったアクション系VFXを幅広く制作する場合はこちらもチェックしてみるとよさそうです。
- 1 Seat:$199
- 5 Seats:$449
- Studio Unlimited:$999
動作環境
開発者による動作確認環境は以下の通りです。
- Windows
- Autodesk 3ds Max 2023
- Autodesk 3ds Max 2025
各製品の商品ページには実際の挙動を確認できる紹介動画も掲載されています。
MissileCircusで、「まじめ」「天才」「バカ」という分類分けはちょっと面白い
3製品とも完全自動化というより
面倒なベース部分をツールに任せて
最終的な演出はアーティストが作り込むという思想になっています
Blenderアドオンなどに慣れているとお値段は少々お高めに感じますが
特撮やアクション系の映像を3ds Maxで制作している方は
是非チェックしてみてください!










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