韓国の大手ポストプロダクション「GIANTSTEP」による「アンリアルエンジン4」を使ったリアルタイムカーコンフィギュレータープロジェクト「PROJECT AUTOMOTIVE」の映像が公開されておりました。
「欲しい車を選択して、カラーとオプション、ホイールの形状とサイズを変更し、車のドアを開けて室内を見回してトランクとサンルーフを開けたりし、欲しい車のあちこちをリアルタイムで調べることができます。 また、これらのことは、音声でも操作することが出来ます。 プレイボタンを押すと、このようにカスタマイズされた車がドラマチックな空間を走る素晴らしい映像で表現されます。 このすべてがリアルタイムでね。」
GIANTSTEPのバーチャルプロダクションリアルタイムコンテンツチームは、既存の3D制作方式ではなく、Unreal Engineを利用したリアルタイムレンダリングでプレイされているリアルタイムインタラクティブコンテンツを制作しました。
GIANTSTEP
内部のR&Dで製作されたこのプロジェクトでGIANTSTEPのRTC(Real-Time Contents)のチームは、レーザースキャン技術とフォトスキャン技術を組み合わせて、実際的な空間を迅速に構築し、Unreal Engineのリアルタイムレイトレーシング技術を活用して、よりリアルなAUTOMOTIVEコンテンツを作成することを目的と進めてきました。
その結果、Unreal Engineのリアルタイムでの最終結果に近い環境を直接目で確認しながらレイアウトやライティングを進められました。そしてポストプロセスマテリアルとシーケンサの強力な編集機能を利用して、Fractal Effectをはじめとするすべてのシーンを追加の後半合成過程なしただリアルタイムエンジンのみ最終的な結果を作成しました。
リアルタイムエンジンの「リアルタイム」という強みを活用して、長い時間がかかっていた従来の3Dレンダリング方式と対等なクオリティでレンダーファームの助けなしに、単一のPCで製作しました。このすべてを、Unreal Engineだけでたった2人のアーティストが、リアルタイムシネマティックコンテンツをフォトリアルクオリティで作ってました。
「PROJECT AUTOMOTIVE」は、現在進行中のR&Dプロジェクトです。
最終的にフォトリアルリアルタイムシネマティックコンテンツとインタラクティブ機能を入れた次世代Car Configurator製作に目標を置いています。リアルタイムエンジンが生み出すビジュアルとコンテンツ革命はすぐに到来するものであり、近い現実になるでしょう。
GIANTSTEPは、Unrealとユニティを利用したフォトリアルなレベルのビジュアルとインタラクティブが含まれている新しい概念の映像コンテンツを開発し、研究しています。リアルタイムエンジンとAIデータを利用したビジュアルと 現在ション、ゲームのジャンルのインタラクティブコンテンツなど、将来的に開かれるインタラクティブなコンテンツのための様々な実験や開発も継続して進めています。
メイキング映像
車以外の背景制作もかなりこだわってますね。
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