Élie Michel氏による、Blenderにカスタマイズ可能なギズモを追加出来るアドオン「Lily Gizmos」のv1.1がリリースされました。
Lily Gizmos – Easy custom gizmos in Blender
Lily Gizmosは、カスタムギズモ、つまりビューポートインタラクター/ハンドルを簡単に作成できるようにするBlenderアドオンです。これは、ユーザーが非常にスムーズな方法でパラメトリックシェイプまたはリグを操作できるようにするために強力です。
- コーディングは必要ありません、標準のBlenderはカスタムハンドルを作成するためにコーディングを必要とします。Emptyを作成し、[Emptyのプロパティ]パネルでLily Gizmosをオンにするだけです。
- ギズモは、色から形状全体まで自由にカスタマイズできます。また、任意のメッシュからインポートする事もできます。
- それらは、位置、回転、スケールなど、オブジェクトの任意のプロパティを駆動できます。
- あなた自身が開発者である場合は、Gizmosディレクトリに新しいファイルを作成するだけで独自のウィジェットを追加できます。
一見、通常オブジェクトを操作するデフォルトのギズモをカスタム出来るアドオンなのかと思いましたが、勘違いでした。
Emptyノードに対してカスタム可能なギズモを表示させる事が出来ます。
それを他のオブジェクトに簡単に連動出来る機能が搭載されています。
設定後は、ギズモをマウスドラッグするだけで対象オブジェクトを動かす事が出来るようになります。
本格的なリギングをこれで行うのはちょっと怖いですが、ちょっとしたコントローラーが欲しいときに活用出来そうな気がします。
Undoしたときの挙動が安定しないので、そこは今後のアップデートに期待ですね。
Lily GizmosはGumroadやBlender Marketから$6で購入する事が出来ます。
是非チェックしてみてください。
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