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PhysX and Flow GPU Source Code Now Available - NVIDIAが物理エンジン「PhysX」と流体シミュレーションライブラリ「Flow」のソースコードを完全にオープンソース化し公開!

この記事は約3分15秒で読めます

NVIDIAは、長年にわたり物理演算の基盤技術として活用されてきたPhysXおよびFlowのソースコードを完全にオープンソース化しました。対応するGPUカーネルも含め、BSD-3ライセンスでの公開となり、誰でも利用・改変が可能に。


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NVIDIA PhysX

PhysXは、ゲームやシミュレーションにおけるリアルな物理挙動を実現するための物理エンジンです。剛体・軟体・ジョイント・衝突判定・重力・摩擦など、現実世界に近い動きを再現するために設計されています。
『Mirror’s Edge』や『Batman: Arkham Asylum』など、物理演算が強調されたタイトルでは欠かせない存在であり、PhysX専用アクセラレーター(PhysX PPU)を搭載した製品もかつては登場していました。
一方で、近年はゲームエンジン側の物理システムが進化したことで、PhysXの存在感はやや控えめになってきた印象もあります。

NVIDIA Flow

Flowは、煙・炎・爆発・液体といった流体の動きをGPU上でリアルタイムにシミュレートするためのライブラリです。特にVFXやリアルタイム描画に最適化された設計となっており、CUDAベースで動作します。
従来はNVIDIA GameWorksの一部として提供されていましたが、近年ではOmniverseなどにも統合されつつあります。粒子ベースではなくグリッドベースのボリュームシミュレーションが特徴です。

オープンソース化について

2018年12月にPhysX SDK 4.0がリリースされて以来、NVIDIA PhysXはBSD-3ライセンスの下でオープンソースとして利用できるようになりました。

それが今日、変わりました。

PhysX SDKの最新アップデートには、BSD-3の下で完全にライセンスされたすべてのGPUソースコードが含まれています!

剛体力学、流体シミュレーション、変形可能オブジェクトなどの機能を提供する500以上のCUDAカーネルを持つGPU PhysXは、CUDAとGPUプログラミングの最も先進的なリアルタイムシミュレーションのユースケースの1つです。 このリリースが、コミュニティ全体の学習、実験、開発のための貴重なリソースとなることを期待しています。

さらに、我々のリアルタイム、スパースグリッドベースの流体シミュレーション・ライブラリであるFlow SDKの完全なGPUコンピュート・シェーダ実装もオープンソース化しています。

私たちは、皆さんがFlow SDKを使ってどのようなものを作るか見るのが待ちきれません。 探求し、実験し、そして問題やフィードバックを遠慮なくこのGitHubに投稿してください!

https://github.com/NVIDIA-Omniverse/PhysX/discussions/384

今回、PhysXとFlowのGPUカーネルを含む全ソースコードが公開され、BSD-3ライセンスの下で誰でも利用・再配布・改変が可能になりました。リポジトリはNVIDIA公式のGitHubアカウントで公開されており、CUDAカーネル、サンプルコード、ドキュメントが含まれています。
ライセンスが寛容であることから、学術用途や独自改造にも向いており、Mod開発者やエンジン開発者にも恩恵のある形です。

その背景は?

今回の公開の背景には、いくつかの技術的・時代的な転換点があると考えられます。
まず注目すべきは、GeForce RTX 50シリーズ以降、32bit CUDAアプリケーションのサポートが打ち切られるという点です。

古いGPUとPhysX動作を比較している動画

これにより、古いPhysXベースのゲームではGPU加速が効かなくなり、ソフトウェア処理にフォールバックしてしまうケースも報告されています。NVIDIA自身は「32bit対応を復活させる予定はない」と明言しており、今回のオープンソース化によって、コミュニティ側でラッパーや変換レイヤーを用いた互換性確保が期待される状況です。
また、「不要になったコード」という表現も見られ、長らく保守されていたレガシーコードがようやく役目を終えたとも取れます。言い換えれば、今後この技術を積極的に進化させていく意思がNVIDIAにはないことの裏返しかもしれません。
要は、「32bit CUDAの新規ハードウェア対応が終わったから、もう出しても差し支えない」というタイミングだったということですね。

参考:NVIDIAが物理エンジン「PhysX」のサポートを終了 – GIGAZINE

物理や流体演算は今もリアルタイムCGにおいて重要ですが、ここ数年のNVIDIAの方向性はハードウェアを含めAI基準のソリューションに大きく舵を切っている印象があります。
今後は物理現象などもAIに任せて“リアルっぽさ”を得る流れが増えていく気がしています。
PhysXやFlowが再評価されるかどうかは、このオープンソース化をきっかけにコミュニティがどこまで再活用できるか次第ですかねぇ。どうなることやら。
そんなことより私はRTX 50系GPUが欲しい…

リンク

Screenshot of github.com
Screenshot of developer.nvidia.com


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