レンダラーGuerilla Render なども手掛けるMercenaries Engineeringによる3Dアニメーション制作ソフトのメジャーアップデート「Rumba 2.0」がリリースされました!
Rumba 2.0
これは単なる機能アップデートではありません。
チームの力を引き出し、アニメーション制作の効率を高め、業界全体のクリエイティブポテンシャルを高めるために再設計された洗練されたソリューションです。
Rumba 2.0.0 の新機能
- ダイナミクス機能:FKチェーンなど、コントローラーに動的な挙動を追加可能に。
- アウトライナー強化:オブジェクト構造をよりわかりやすく表示。
- パッケージ対応:アセットをzip形式でライブラリに取り込み、Rumba内で直接参照可能。
- Mtorbaの改善:SoftModノードのサポートが強化され、細かな改善も多数。
- マニピュレーターの非表示:ビューポート上のマニピュレーターを非表示にできるように。
- シーケンサー拡張:複数ドキュメントの同時読み込み・編集に対応。
- FBXカメラ対応:インポート時にカメラのカーブを編集可能。
- ディスプレイレイヤー機能:表示管理がより柔軟に。
- USDサポート強化:読み込み速度が向上し、アニメーションやスカルプトがよりスムーズに。
- Mayaとの連携強化:さらに多くのノードをサポートし、移行がよりシームレスに。
- ライブラリの強化:コメント、タグ、各種情報の追加表示に対応。
- アニメーションツール追加:キーの反転、不要キーの削除など多彩な機能を追加。
技術論文の採択!
技術論文「Rumba Rig: A Procedural Rigging Framework with Direct Graph-Based Control」は、DigiPro 2025にて採択・発表されます。https://rumba-animation.com/publications/RumbaRig-DigiPro-2025.pdf
Rumbaの特徴
- ジオメトリを移動するだけで、直感的にリグを操作
- 選択不要のマニピュレーター、IKFK透過処理によりポージングが簡単に
- 非破壊アニメーションレイヤー
- 経験豊富なアニメーターが設計している隙の無い機能実装
- 高速動作!比類のないパフォーマンス
- Mayaリグと互換性あり
- オープン!Python、Alembic、ILMbase、OpenSubdiv、OpenImageIOなどの業界標準に基づいています。
- Rumbaコンポーネントは、オープンソースプラグインとして提供されカスタマイズ可能。Rumba APIはPythonおよびC ++で利用可能です。RumbaにはPythonスクリプトエディターも搭載
Rumbaの価格
Enthusiast | Education | Freelancer | Studio | |
---|---|---|---|---|
価格 | 無料 | 無料 | 年間 200ユーロ | 年間 1000ユーロ / 席 |
機能 | 全機能使用可能 | 全機能使用可能 | 全機能使用可能 | 全機能使用可能 |
ライセンス | 1ライセンスのみ | 制限なし | 1ライセンスのみ | 席ごとのライセンス管理 |
サポート | コミュニティサポート | コミュニティサポート | コミュニティサポート | 基本サポート |
用途制限 | 非商用のみ | 非商用のみ | 商用利用可 | 商用利用可 |
動画だけ見た感じ中々良さそうなんですよね。
是非チェックしてみてください!
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