3Dアセットを他のフォーマットに一括バッチ変換する無料&オープンソースBlenderアドオン『Transmogrifier v1.5』のご紹介!
Transmogrifier
3Dファイルと関連テクスチャを他のフォーマットに一括変換するためのBlenderアドオンです。FBX、OBJ、glTF/GLB、STL、PLY、X3D、DAE、ABC、USD/USDA/USDC/USDZ間の変換をサポートしています。
- シンプルなユーザーインターフェース
- カスタムTransmogrifierプリセット(ワークフロー):書き出し設定を管理し異なる変換シナリオの切り替えが可能
- 対応フォーマット:FBX、OBJ、glTF/GLB、STL、PLY、X3D、DAE、ABC、USD/USDA/USDC/USDZ、BLEND
- プリセットのエクスポート/インポート
- インポート/エクスポートディレクトリの設定
- ファイル名:カスタム接頭辞または接尾辞を設定可能
- テクスチャ:複数の画像テクスチャセットの存在を検出し、変換処理中にそれらを非破壊で変更
- テクスチャリングのルール:命名規則に沿わせることで正しくインポート
- 解像度:テクスチャサイズの変更
- テクスチャフォーマット:テクスチャを再フォーマット可能(PNG、JPEG、TARGA、TIFF、WEBP、BMP、OPEN_EXR)
- UVマップ名の変更:カスタム名で変換されたすべてのオブジェクトのすべてのUVマップの名前を変更可能(これはUSDにとって重要で、同じマテリアルを共有するオブジェクトは同じUVマップ名を共有する必要がある)
- トランスフォームのカスタムと適用:エクスポートする前に、カスタムのトランスフォームを実行したり、すべてのモデルにトランスフォームを適用可能
- アニメーション削除:エクスポートする前に、インポートされたすべてのオブジェクトのアニメーションを削除
- カスタム単位系と長さ単位を設定してエクスポート
- 最適化:エクスポートされるすべてのモデルに対して自動ファイル最適化メソッドを実行可能
ドラコ圧縮 (GLB/glTFでのみ機能)、テクスチャのサイズ変更 (解像度の下限を設定)、テクスチャの再フォーマット (法線マップを除くすべてのテクスチャをJPGに変換)、メッシュオブジェクトをデシメートする (毎回50%の比率でエッジコラプスを使用します。デシメートの最大反復回数を設定可能) - アーカイブ:アセットのマーク、メタデータの追加、アセットのブレンドファイルをライブラリやカタログに保存、アセットのプレビューをPNGとして抽出。変換プロセスのログを保存して、エラーのトラブルシューティングや、出力ファイルとファイルサイズのリストを取得
Transmogrifierは、指定されたディレクトリから、選択したフォーマットの拡張子で終わるファイルを検索します。ファイルが見つかると、シーン内の現在のデータブロックをすべてクリアし、ファイルをインポートし、関連するテクスチャをインポートし、マテリアルを作成し、シーン内のオブジェクトにマテリアルを割り当て、指定された新しいフォーマットでモデルをエクスポートします。Auto File Resizingがオンになっている場合、Transmogrifierはエクスポートされたファイルのサイズをチェックし、リサイズを試みます。このプロセスは、指定されたディレクトリ内の指定されたインポート形式のすべてのファイルを変換するまで繰り返されます。
Transmogrifierを使うメリット
- 時間を節約:退屈な作業を自動化することで、コンバージョンの代わりに制作に集中できます。
- プライベートで安全:オフライン/ローカルで実行。アカウント不要。
- 非破壊:同じフォーマット間で変換しない限り)元のファイルを保持します。
- オープンソース/ライセンスフリー:コードを自由に閲覧、変更、共有できます。
- 無料:ペイウォールもトライアルも紐付きもありません。
v1.5 動画(複数フォーマットのデータをアセットライブラリに一括登録する様子
とても便利そうなアドオン!多機能で覚えることが多そうですが、活用出来るとかなり時短できそうですよ。「Transmogrifier」はGithub上で無料公開中!是非チェックしてみてください。
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