iOSデバイスを、MayaなどのDCCツールとWi-Fi経由で連携させ、バーチャルカメラとして使用出来るアプリ「VirtuCamera」のご紹介。
※2021/2/24 – アプリは現在日本から購入出来ないようです。
※2021/2/25 – 日本のApp Storeから購入出来るようになりました。
VirtuCamera
レイアウトアーティスト、アニメーター、および3Dカメラをアニメーション化する必要のある3Dアーティストにとって不可欠なツール。デバイスを任意の方向に動かすと、VirtuCameraが動きをキャプチャし、Autodesk®Maya®ソフトウェアのカメラにWi-Fi経由で即座に送信します。
- ライブビューポートストリーミング
リアルタイムでアプリを通してあなたのシーンを見てください。VirtuCameraはWi-Fi経由でビューポートをストリーミングするため、詳細を見逃すことはありません。 - アプリ側からシーンを制御します
再生を制御し、シーンカメラから選択し、焦点距離をアニメートするか、カメラの動きをスケーリングして長距離を移動します。 - 最大60FPS
デバイスのモーションとビューポートストリーミングがキャプチャされ、最大60フレーム/秒で送信されます。このパラメーターは、必要に応じて構成できます。 - カメラスタビライザー
不要な手のノイズを取り除き、スムーズなカメラアニメーションを作成します。 - カスタムスクリプト
アプリから直接カスタムスクリプトを呼び出す独自のボタンを作成します。 - オープンソースプラグイン
VirtuCameraプラグインはAutodesk Maya ソフトウェアと互換性があり、Pythonで記述されています。将来的には、他の3Dソフトウェア用の新しいプラグインをリリースする予定です。
PC側の最小システム要件
- 3Dシーンを再生するのに十分強力なPCまたはMac
- Windows®、MacOS®またはLinux®オペレーティングシステム。
- 安定したWiFi接続
- インターネット接続
- Autodesk®Maya®2017ソフトウェア(またはそれ以降)の作業コピー
- Webページで提供されているプラグインの最後のバージョン
iOS側の要件
- iOS12.1以降を搭載したiPhone、iPad、iPod Touch
- iOSアプリ自体は$2.99で購入する必要があります。
肝心のiOSアプリですが2021年2月24日現在、日本からはまだ購入できない様です。残念… 購入できるようになりました!
私を含め何名かが開発側に問い合わせてたみたいですので、それで動いてくれたのでしょうか?嬉しいですね。
実際に使用されている方の動画
Finally got my PC to connect to @virtucamera and record a hand-held move in Maya. So cool! pic.twitter.com/bszGx9G9zv
— Steve Talkowski (@SteveTalkowski) February 23, 2021
Animators, if you have an iPhone, I recommend trying out @virtucamera . It syncs any Maya camera into your phone’s movement and it bakes the mocap back onto the camera. pic.twitter.com/IBuDQjOHlq
— Nishant Greene (@mrngreeny) February 22, 2021
公式サイト上ではBlenderプラグインがComing Soonとなっています。
楽しみ!
リンク
VirtuCamera –3Dアーティスト向けのライブカメラモーションキャプチャアプリ
VirtuCamera (Unlimited) on the App Store
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