今井 健太氏による「まるごとわかる3Dドットモデリング入門 ~MagicaVoxelでつくる! Unityで動かす!~」が発売されました。貴重なMagicaVoxel本!MixamoからUnityまで広範囲にカバーした入門書です。
まるごとわかる3Dドットモデリング入門 ~MagicaVoxelでつくる! Unityで動かす! ~
- 大型本:256ページ
- 出版社:技術評論社 (2018/7/24)
- 言語:日本語
- ISBN-10:4774198153
- ISBN-13:978-4774198156
- 発売日:2018/7/24
- 梱包サイズ:23 x 18.5 x 2 cm
この本の概要
Unityなどのゲームエンジンの発展により,ゲーム制作のハードルは確実に下がりました。しかし,いざゲームを作ろうとして確実にぶつかるのが,キャラクターなどのモデルデータを用意することができないという問題です。
本書は絵心のないエンジニアでもブロック玩具を積みあげる感覚で人物や動物キャラ,街並みを描ける「3Dドットモデル作成ツールの使い方」を学習する「第1部」と,ゲーム内で動かすことのできるキャラクターやダンジョンをモデリングしてUnityにインポートして動かしてみる「第2部」で構成されています。
モデリング,レンダリングにはボクセルモデリングソフト「MagicaVoxel」を採用。
キャラクターにボーンを埋め込むには,Adobe社のWebサービス「mixamo」を利用します。
すべて無料でできる3Dドットモデリングの入門書です。
こんな方におすすめ
3 Dゲームを作りたいけど,キャラクターやダンジョンなどを作ることができないエンジニア
Unityは使えるが,いざ自作ゲームを作ろうとしたら素材がなくて断念した“絵心はないがプログラムは書ける”方
著者の一言
本書ではゲームを作りたいけどキャラクターやステージなどのゲーム内リソースを制作できない,ハードルが高くて挫折してしまうといった人に向けて,できるだけ簡単に,絵心がなくてもゲーム内リソースを作成できる方法を紹介します。
もし自分の手で,思い通りのキャラクターなどを作ることができたらどんなに嬉しいことか,自分でキャラクターを作れない方ならわかっていただけると考えています。ぜひみなさんに,自分の思い通りのものを作れるという体験をしていただきたいと思い,本書を執筆しました。
著者紹介
今井健太(いまいけんた)
株式会社デプロイゲート共同創業者兼ソフトウェアエンジニア。分野にこだわらず開発全般を担当している。代表を務める味噌煮研究所にて、技術系同人誌の執筆及び頒布やオリジナル3Dモデルの製作、Webサービスやアプリの開発を行っている。SHIBUYA PIXEL ARTコンテストにてアーティスト賞(きはらようすけ賞)を受賞。
目次
- 第1部 MagicaVoxelの使い方を知ろう
- Chapter1 3Dドットモデリングの魅力について
- 1-1 3Dドットモデリングの世界へようこそ!
- 1-2 ボクセルと3Dドットモデリングについて
- 1-3 3Dドットモデリングツールについて
- Chapter2 MagicaVoxelを使ってみよう
- 2-1 MagicaVoxelとは
- 2-2 MagicaVoxelのダウンロード
- 2-3 モデリング画面について知ろう
- 2-4 基本的な形をモデリングしてみよう
- 2-5 木をモデリングしてみよう
- 2-6 モデルを保存しよう
- 2-7 レンダリング機能を体験してみよう
- Chapter3 身近にあるものをモデリングしてみよう
- 3-1 3Dドットモデリングの流れを確認しよう
- 3-2 対象物を観察しよう
- 3-3 ボクセルでの表現方法を考えてみよう
- 3-4 作業のしやすさを考えてみよう
- 3-5 スマートフォンをモデリングしてみよう
- Chapter4 自作モデルをレンダリングしてみよう
- 4-1 レンダリング機能でどんなことができるのか
- 4-2 レンダリング画面について知ろう
- 4-3 光の強さを設定してみよう
- 4-4 光の当たり方と影の強さを設定してみよう
- 4-5 ボクセルに特殊な効果を設定してみよう
- 4-6 その他の便利な設定を知ろう
- Chapter5 キャラクターをモデリングしてみよう
- 5-1 絵心なしでキャラクターをモデリングするには
- 5-2 ひよこのキャラクターをモデリングしてみよう
- 5-3 キャラクターを増やしてみよう
- Chapter6 部屋のなかをモデリングしてみよう
- 6-1 部屋の造りやインテリアを観察しよう
- 6-2 部屋の基礎部分をモデリングしてみよう
- 6-3 照明をモデリングしてみよう
- 6-4 World機能を使って家電製品をモデリングしてみよう
- 6-5 インポート機能でモデルを配置してみよう
- Chapter7 街並みをモデリングしてみよう
- 7-1 モデリングのための準備をしよう
- 7-2 東京タワーをモデリングしてみよう
- 7-3 ビル群をモデリングしてみよう
- 7-4 レンダリングで確認しよう
- 第1部おまけ:モデルをインターネットに公開してみよう
- Polyとは?
- モデルをアップロードしてみよう
- Chapter1 3Dドットモデリングの魅力について
- 第2部 作成したモデルをUnityにインポートしてゲーム素材として使ってみよう
- Chapter8 ゲームで使うキャラクターをモデリングしてみよう
- 8-1 キャラクター制作の前に
- 8-2 ゲームキャラクターをモデリングしよう
- Chapter9 ゲームで使うステージをモデリングしてみよう
- 9-1 MagicaVoxelでゲーム用のモデルを作るときの注意点
- 9-2 ゲームステージをモデリングしよう
- 9-3 宝箱をモデリングしよう
- 9-4 建物をモデリングしよう
- 9-5 キャラクターを配置してレンダリングしよう
- Chapter10 Unityにゲームステージをインポートしてみよう
- 10-1 Unityをインストールしよう
- 10-2 新規登録をしよう
- 10-3 Unityで新規プロジェクトを作成しよう
- 10-4 ステージのモデルをインポートしよう
- Chapter11 キャラクターにアニメーションを設定してみよう
- 11-1 アニメーションを設定するには
- 11-2 mixamoでボーンを設定しよう
- 11-3 mixiamoでアニメーションを設定しよう
- 11-4 Unityでモデルを動かしてみよう
- Chapter12 キャラクターを動き回らせよう
- 12-1 当たり判定と重力をキャラクターに設定しよう
- 12-2 キャラクターを走らせよう
- 12-3 キャラクターをジャンプさせよう
- 12-4 ステージ内をキャラクターが移動できるようにしよう
- 第2部おまけ:3Dプリンターで自作モデルをプリントしてみよう
- 3Dプリンターとは?
- 3Dプリントサービスの紹介
- 自作モデルを3Dプリントしてみよう
- Chapter8 ゲームで使うキャラクターをモデリングしてみよう
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関連リンク
へんてこ@MagicaVoxel本書きました(@henteko07)さん | Twitter
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