片桐裕司氏による新書籍「アニマル・モデリング 動物造形解剖学」が今月末、発売されます!注目ですぞ!
- 単行本: 176ページ
- 出版社: 玄光社
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 476830852X
- ISBN-13: 978-4768308523
- 発売日: 2017/5/22
内容紹介
デジタル、アナログすべての造形の基礎となる、「動物スカルプトの基礎」。
『アナトミー・スカルプティング』の著者でハリウッド造形界のトップ、
片桐裕司の立体作品+造形レクチャー! !
ライオン、ゾウ、ゴリラ、チンパンジー、馬、犬、ドラゴン…
皮膚にあらわれる骨格の凹凸、動きによって形を変える肢体の筋、光と影による筋肉の隆起のとらえかた。
重心と動きのあるポーズ、毛並みの立体的な造形と流れ、うろこが本物に見える彫刻方法とは………
造形家の視点から詳細にレクチャーする、動物造形解剖の決定版!
「この本は、僕の造形本コレクションのなかの、宝物だ」
いま、我々アーティストは、次々と出版される膨大なレクチャー本の選択肢に恵まれています。
私も個人的に造形や彫刻のハウツー本をコレクションしていますが、
片桐裕司氏のように才能のあるアーティストが、その仕事の経験を基に書いたレクチャー本に
巡り会ったときにはひときわ嬉しい。
彼の最初の本はソウルの本屋で見つけました。そして最近、彼から2冊目の本、
動物の造形の本が出る話を聞いた時は飛び上りました。制作プロセスの美しい写真、
惹きこまれる解説、片桐氏の情熱と知識を注ぎ込んだこの本を、
僕の造形本コレクションに加えることに喜びを感じます。
リチャード・テイラー(WETAワークショップ社長)
目次情報
- INTRODUCTION はじめに
- ANIMAL SCULPTURES 動物造形作品
- FILM WORKS 映像に使われた作品
- DEMONSTRATION WORKS デモンストレーション作品
- TOOLS AND MATERIALS 道具と材料
- CHAPTER 1 SKELETON OF PRIMATE 霊長類の骨格
骨格の比率の違い/頭蓋骨の違い - CHAPTER 2 CHIMPANZEE チンパンジー
01 土台と骨組み/02 荒盛り/03 頭部を作る/04 腕を作る/05 手を作る/
06 脚を作る/07 足を作る/08 ボディを作る/09 毛並みの彫刻 - CHAPTER 3 GORILLA ゴリラ
- CHAPTER 4 ELEPHANT アフリカゾウ
- CHAPTER 5 HORSE 馬
- CHAPTER 6 LION ライオン
- CHAPTER 7 DRAGON ドラゴン
- CHAPTER 8 DOGS 犬
- Afterword あとがき
著者について
片桐裕司(かたぎり・ひろし)
東京生まれ。ハリウッドの映画、テレビのキャラクターデザイナー、彫刻家。
スティーブン・スピルバーグやギレルモ・デル・トロ、サム・ライミなどの
著名監督の映画作品に多数参加。
主な代表作は『パシフィック・リム』『マン・オブ・スティール』『バトルシップ』
『エルム街の悪夢』『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』『ハンガー・ゲーム』など。
近年、日本において若手アーティストを育成するための彫刻セミナーを各地で開催。
造形家のみならずCGアーティストを始め様々な分野のクリエイターに影響を与え、
1000 人を超える参加者が片桐氏に造形を学ぶ。
また氏の著書である『アナトミー・スカルプティング ー片桐裕司 造形テクニックー』は
美術書としては異例のベストセラーとなっている。
長編監督デビュー作『GEHENNA ~死の生ける場所~』がニューヨークの
The New York Science Fiction Film Festivalの作品賞を受賞するなど、
その才能は国内外で高く評価されている。
2017年現在、片桐氏の第2作品目の監督長編昨品の制作が決定した。
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関連リンク
ANATOMY SCULPTING(アナトミー・スカルプティング) 片桐裕司 造形テクニック
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