先程自動車破壊に関するテクニックネタを上げたばかりですが、こちらも注目!テクニカルアーティストAdrian Björkerud氏による、破壊表現パイプライン紹介。
Houdini、Maya、Substance Painterを使用し車を作成。HoudiniのRBDシミュレーションにて、各方向からのクラッシュをシミュレートし、ブレンドシェイプ用にベイク。Substance Painterにて曲率マップを生成し、マスクジェネレータの「メタルエッジウェア」を使いペイントのダメージ表現を作成。
UE上では、それぞれのパーツにカプセルコリジョンを与え、衝突すると衝突時の車の速度をチェックし、対応するブレンドシェイプに変形を追加する形でダメージを表現されています。マテリアルのマスクは、頂点カラーを使用してブレンド/マスキングされ、さまざまな量の摩耗を発生させる事が出来るとか。その他レンダーターゲットを活用したタイヤ痕等。
中々いい感じですね。
Adrian Björkerud氏の解説ページも合わせて御覧ください。
Car Deformation — Adrian Björkerud / Technical Artist
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