CGクリエイターだけにターゲットを絞ったポートフォリオ系書籍って少ないですからね。有り難い本です。「CGクリエイターになるためのポートフォリオ制作の教科書」が先日(2020年9月28日)、ボーンデジタルから発売されました。
「背景モデラー」「キャラクターモデラー」「アニメーター」「コンポジター」志望の学生必読!
- 書籍名:CGクリエイターになるためのポートフォリオ制作の教科書
- 刊行日:2020年9月下旬
- 著者:佐藤 智幸
- 定価:本体2,200円 + 税
- ISBN:978-4-86246-487-3
- サイズ:B5正寸(257 x 182 mm)、オールカラー
- ページ数:192ページ
- 発行:株式会社ボーンデジタル
本書の特徴
これまでクリエイティブ業界全般を取り上げたポートフォリオ書籍はいくつか出版されてきましたが、本書は“CGクリエイター”を目指す学生にフォーカスした初のポートフォリオ書籍です。
ポートフォリオ制作に有効な色彩心理や視覚心理などを用いて、より魅力的で内定につながるようなポートフォリオの作成方法について実例を交えながら解説。視線の流れを意識したレイアウトや余白の使い方、スケジュール管理やマインドマップを使用した思考の整理、リファレンスの重要性など、ポートフォリオ制作のみならず作品制作にも役に立つ内容となっています。
また最終章には「背景モデラー志望」「キャラクターモデラー志望」「アニメーター志望」「コンポジター志望」のカテゴリ別に、実際に内定を勝ち取ったポートフォリオ(作品ごとに抜粋)を見開き解説付きで掲載しています。
著者からの推薦文(本書「はじめに」から抜粋)
CG制作を教える学校は数多く存在しますが、ポートフォリオ制作までしっかりと指導している学校は稀です。その結果、CGの勉強や作品制作には多大な時間をかけているのに、ポートフォリ制作にはあまり時間をかけず、1日、2日で終わらせようとする学生も珍しくありません。どんなに素晴らしい作品を作り上げたとしてもその魅力をうまく伝えることができなければ当然内定につながることもありません。
ポートフォリオ制作はアートではなくデザインです。自身の作成した作品を生かすも殺すもポートフォリオにかかっているといっても過言ではありません。ぜひ本書を参考に、しっかりと時間をかけてポートフォリオ制作と向き合ってください。
著者について
佐藤 智幸:1977年生まれ、福岡県出身。音楽活動を経てCGデザイナーへ転身。TV局内にて活動後フリーランスへ。白組、デジタルフロンティア、オムニバスジャパン、NHKなどで、VFXディレクター/VFXデザイナーとして、映画・ドラマのVFXを中心に活動し、LIVE映像やCDのアートワークなども手がける。クリーク・アンド・リバー社と協業によるクリエイティブアカデミー・CGブラッシュアップクラスにて後進の育成を行っている。
著書:『After Effects FIRST LEVEL』『After Effects NEXT LEVEL』
代表参加作品:大河ファンタジー 精霊の守り人シリーズ、牙狼-GARO-シリーズ、BRAVE HEARTS 海猿、GANTZ、GANTZ PERFECT ANSWER、他
目次
- 第1章 ポートフォリオについて
- 第2章 レイアウトについて
- 第3章 色彩について
- 第4章 テキストについて
- 第5章 思考の整理
- 第6章 リファレンス
- 第7章 デッサン・クロッキー・デザイン画
- 第8章 ポートフォリオ制作
- 第9章 印刷に向けたデータ整理
- 第10章 実例
内容サンプル
CGクリエイターになるためのポートフォリオ制作の教科書 | ボーンデジタル
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