VICUBE AnimationによるBlender向けヘアー制御アドオン「Hairflow」のご紹介。最新版では電気ショックなども可能になったとか。
Hairflow – Simulate Blender’s New Hair System
HairFlowはBlenderの新しいヘアシステムをアニメートするアドオンです。 モディファイアによって生成されたヘアでも、ジオメトリノードのない完成されたヘアでも、どんなカーブオブジェクトでも動作します。 どんな髪の長さもシミュレートできますが、(現在の)コリジョンの制限のため、主にショートからミディアムの長さの髪を対象にしています。
- 風の影響をシミュレーション:髪に風の影響をシミュレーションし、強さや乱流を個別に調整可能。
- 重力の変更:重力を下げると髪が上向きに、上げると強く下向きに落ちる。
- 放射力とフリズ:電撃や鳥肌などの効果を簡単にシミュレーション可能。
- 制御の向上:異なる部分に異なる物理設定を適用可能。ポニーテールなどの柔軟な動きや、特定の髪の問題を調整できる。
- ヘアコリジョン:髪が反応する衝突オブジェクトを設定可能。ただし影響は限定的で、小さな問題を修正する用途が主。
- オブジェクトの取り付け:髪の特定ポイントに最大2つのオブジェクトを取り付け、動きや回転に追従させることが可能。
- シミュレーション速度:物理設定を調整し、動きの応答速度を変更可能。水中のようなスローな動きや、素早い反応を実現できる。
- リアルタイムフィードバック:髪の本数が多くても高速に動作。ただし処理が重くなった場合、ワンクリックで代理ヘアを有効化し、軽量化できる。
- 動物などへの適用:カーブオブジェクトなら適用可能。ただし、1つのリファレンスポイントに依存するため、全身で1つのヘアシステムを使用すると、特定の部位の動きには追従しない。部位ごとに分割すれば解決可能。
- ベイク機能:物理プロパティタブからネイティブにベイク可能。ただし、Blenderの仕様上、データサイズが大きくなりやすい。
HairFlow 1.1 最新アップデート
最新バージョンでは、電気ショックや鳥肌などを簡単にシミュレートできる「ラジアルフォース」と「フリーズ」を導入。 また、スピードとコリジョンの改善も含まれています。
鳥肌ってどういう事だろうと思ったんですが、あれですね、ジブリアニメとかであるような毛が逆立つ表現のやつですね。これは面白いなぁ。
「HairFlow」はBlender Marketにて$20、Gumroadでは€18で販売されています。是非チェックしてみてください!
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