洋書「Matchmoving: The Invisible Art of Camera Tracking」の日本語版
「ズレない バレない 動画合成 マッチムーブ実践テクニック」ボーンデジタルから登場!
マッチムーブの専門書ってあまり見かけないですよね、そもそも無かったか。
ボーンデジタルさんは最近こういった専門書をどんどん日本語化していて素敵です!
- 大型本: 400ページ
- 出版社: ボーンデジタル
- 言語 日本語
- 発売日: 2013/9/30
予約/購入はAmazonからどうぞ
内容紹介
「実写とCGの動きの合成って、どうやってるの?」
その答えは、マッチムーブにあります!●3DCGで作った駅のホームに実写で撮影した人物を合成したい
●実写の映像の中に、3DCGで作ったUFOを合成したい
●撮影した鳥の動きを3DCGで再現したいこれらの動画合成に必要なのがマッチムーブです。
マッチムーブとは、個別に作成または撮影した素材を組み合わせる(マッチさせる)処理のことです。
不自然な結果を避けるために欠かせない合成技術は、インビジブル・アート(見えない技術)と呼べます。
本書では、映画業界でマッチムーバーとして活躍する著者が、マッチムーブの仕組みと実践テクニックを解説します。ビジュアルエフェクトで名高いインダストリアル・ライト&マジック(Industrial Light & Magic)で多数の映画制作にたずさわってきたティム・ドバートが、カメラ、トラッキング、3Dキャリブレーション、S3D(ステレオスコピック3D)など、合成を行ううえで役立つ知識とテクニックを紹介します。また、マッチムーブソフトウェアを使ったチュートリアルと付属のサンプルデータで、マッチムーブを具体的に理解していきます。
・CGキャラクターやオブジェクトを実写プレートに合わせる
・2Dトラッキングとすべてのトラックを無駄なく活用する方法
・3Dキャリブレーション:画像内のさまざまなフィーチャの3D 位置を算出する
・カメラとレンズの仕組み
・オブジェクトトラッキングのプロセスとチュートリアル
・3D映画/ステレオムービーとマッチムーブ著者:ティム・ドバート(Tim Dobbert)
ティム・ドバートは、ILMでリードレイアウトとして活躍するマッチムーバーです。
業界では10年以上のキャリアがあり、マッチムーバーやデジタルアーティストとして、『アバター』『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』など、これまで25本以上の映画作品に携わってきました。
その他、世界中の大学で、マッチムーブとイメージベースのコンテンツクリエーション(image-based content creation)の講義を行っています。本書は、Matchmoving: The Invisible Art of Camera Tracking(Sybex刊)の日本語版です。
【目次】
Chapter 1 マッチムーブの基礎
「そもそもマッチムーブとは?」Chapter 2 マッチムーブソフトウェア
マッチムーブプログラムの仕組み/写真測量Chapter 3 2D トラッキング
2DトラッキングのヒントとチュートリアルChapter 4 3D キャリブレーション
カメラをキャリブレートする/カメラの動きを特定するChapter 5 自動トラッキング
boujouでのチュートリアル/編集/マスクの使用Chapter 6 カメラ
レンズ/フィルムバック/フォーマット/歪みChapter 7 セットフィッティング
マッチムーブされたカメラをセットに配置するChapter 8 撮影現場にて
撮影現場でのマッチムーバーの仕事と持ち物Chapter 9 マッチアニメーション
基本テクニックとチュートリアルChapter 10 トラブルシューティングと上級テクニック
チェックリスト/問題の診断方法/上級ツールとトリックChapter 11 オブジェクトトラッキング
プロセスとチュートリアルChapter 12 多用途なマッチムーブデータ
ペインティング、コンポジティング、ライティングへの利用Chapter 13 ステレオ
ステレオスコピックとは/ステレオムービーの注意点
おなじみの洋書も紹介
Kindle版もありますね。
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