Jama Jurabaev氏とALKSNDR氏による、マウスストロークで手軽にメッシュ生成が可能になるアドオン「QuickCurve」のBlender 3.1対応版がリリースされています。
QuickCurve 2022 v2 for Blender 3.1
QuickCurveは、グリースペンシルのような描画ワークフローを、カーブを通じて直接3Dに取り込むアドオンです。カスタムプロファイルやメッシュの使用はもちろん、ワークプレーン、オブジェクトの表面への描画、オブジェクトへの曲線の回り込みなど、高度な整列機能の多くを利用することが可能です。QuickCurveを使えば、Blenderをあなたのスケッチブックにすることができ、また、手動で変換作業をすることなく、3Dが提供するすべての素晴らしいものを利用することができます。どうぞお楽しみください。
Blender 3.1用 QuickCurve 2022 v2
バグフィックス
- 作業平面水平線のエラー
- リボルブメッシュの法線に関する問題
- オーバーレイのエラー
- UI のテキストが N パネルの下に表示されないことがありましたが、自動的に移動するようになりました。
- Ctrl Shift Fが通らない
- QDによるカーブ・スムージング
- アクティブな配列にマージされる問題
- ミラー+モッズフロムアクティブのバグ
- 余分なエンプティが作成されるのを修正
描画の改善
- GPU描画方式へのアップグレード
- ラインモードをホットキーを押すだけのものに変更
- より正確な曲線分割が可能な消しゴム
- カスタムオブジェクトシステムをゼロから再設計
- サーフェス描画の改良
ボクセルオブジェクトの改良
- ミラー処理の改善
- 複製と削除のサポート
- アクティブからのモディファイア/マテリアルのサポート
- 解像度の修正
新しい環境設定
- 自動正投影法
- 色と線の太さのカスタマイズ
ラップモード
- オブジェクトの上に折り返し曲線を描画
2点作業平面
- 2点を選択し、その間に作業平面の向きを設定
v2時点でのアップデートも含まれます
- 3Dマウスのサポート
- 操作性の改善
- 様々なオプションや機能の追加
ポリゴンという概念を考えずにゴリゴリとメッシュ構築出来るので、コンセプトモデリングなどを行う際にとても良さそうです。「QuickCurve」はGumroadのページから$30で購入することができます。
$230ドルでインディースタジオのサポート(最大10人のアーティスト)、
$700ドルでエンタープライズサポート(10人以上のアーティスト)というライセンスが用意されています。
旧バージョンのBlenderにも一応対応しておりますので、是非チェックしてみて下さい。
リンク
ちなみにv1リリース時にも紹介しておりました。
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