Justin Jensen氏による、メッシュシーケンスデータ(流体シミュレーションや4Dスキャンデータなどでも活用される事の多い連番メッシュ)をBlenderで扱うための無料アドオン「Stop Motion OBJ v2.2」のご紹介。
Stop Motion OBJ
Stop Motion OBJは、一連のメッシュファイル(.obj、.stl、または.ply)をインポートし、それらをリアルタイムで再生してから、アニメーションにレンダリングできるツールです。各メッシュには、異なる頂点数、ポリゴン数、さらには異なるUVが含まれる場合があります。これは、流体シミュレーションのインポート、科学データの視覚化、および4Dスキャンデータのレンダリングに特に役立ちます。
シーケンスがインポートされると、単一のメッシュで実行するのと同じ操作の多くをシーケンスで実行できます。オブジェクトモディファイヤの多くは、メッシュシーケンス全体で機能します。メッシュシーケンスは、CyclesとEEVEEの両方でレンダリングできます。
ストップモーションOBJは、メモリに収まらない非常に複雑なメッシュシーケンスをインポートできます。ストリーミングシーケンスを使用すると、任意の時点でメモリに保持するメッシュの数を指定できます。ストップモーションOBJはメッシュを自動的にロードまたは削除するため、メモリが不足することはありません。
GitHub – neverhood311/Stop-motion-OBJ: A Blender add-on for importing a sequence of OBJ meshes as frames
2021年1月現在、v2.2.0.alpha.4が最新みたいです。
ダウンロードはGitHubのリリースページから可能です。
Releases · neverhood311/Stop-motion-OBJ · GitHub
Wikiも用意されているので、導入や使用方法で迷うことは無さそうです。
Home · neverhood311/Stop-motion-OBJ Wiki · GitHub
※既知の問題も幾つか存在しますので、一読しておいたほうが良いでしょう。
つい先程Jonathan Kron氏が、STORMでシミュレーションした流体のメッシュシーケンスデータをBlenderに読み込み使用するチュートリアルを公開されていたので、こちらも参考になると思います。
Blenderは既に公式にAlembicをサポートしていますが、それ以外のフォーマットを扱う場合はこのアドオンが必要になりそうです。
ぜひお試しあれ!
コメント