ユタ大学教授クレイグ・コールドウェル(Craig Caldwell)氏著書の構図やカメラワーク、演出における視覚表現した指南書の日本語版『観客を没入させるストーリー・ストラクチャー:最後まで飽きさせない物語構造と演出 』が発売中です!
観客を没入させるストーリー・ストラクチャー:最後まで飽きさせない物語構造と演出
- 出版社 : ボーンデジタル
- 発売日 : 2026/3/31
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 216ページ
- ISBN-10 : 4862466591
- ISBN-13 : 978-4862466594
- 商品の重量 : 690 g
- 寸法 : 25.7 x 18.2 x 2 cm
本書の特徴
「指示通りに作る人」から、「面白さを設計する人」へ。
ディズニー、エレクトロニック・アーツの第一線で培われた、映像クリエイターのための「物語演出のバイブル」が、ついに日本上陸!
なぜ、その映像から目が離せないのか?
その答えは、「絵の綺麗さ」ではなく「構造の設計」にあります。
本書は、世界最高峰のスタジオでストーリーアーティストとして活躍し、数多くのヒット作に携わってきたクレイグ・コールドウェル教授による、映像表現に特化した物語設計<ストーリー・ストラクチャー>の理論書です。
多くのクリエイターが抱える「ツールは使いこなせるけど、演出の正解がわからない」「言われたものは作れるけど、自分からアイデアを提案できない」という悩みの解決策は、脚本術という「文字の理論」を、構図、ライティング、カメラワークという「視覚表現」に変換する力にあります。
本書では、名作映画やゲームを図版で解剖しながら、観客に没入感を与えるためのロジックを体系化。3Dアーティスト、キャラクターデザイナー、ゲーム制作者などの「ビジュアルで物語を語る人」が一生使い続けられる考え方を一冊にまとめています。
こんな方におすすめ
・3Dアーティスト/背景モデラー:背景やエフェクトに物語を込めたい方
・キャラクターデザイナー:デザインの中に、キャラの葛藤や成長の軌跡を刻み込みたい方
・インディーゲーム制作者:限られたリソースで、プレイヤーを熱狂させる体験を設計したい方
・映像演出/アニメーター:なんとなくのカット割りを卒業し、論理的な演出提案をしたい方
著者について
クレイグ・コールドウェル(CraigCaldwell)
ユタ大学教授。ウォルト・ディズニー・フィーチャー・アニメーション、エレクトロニック・アーツ(EA)などでストーリーアーティスト、クリエイティブ・ディレクターとして活躍。『シュレック』『レゴ・ムービー』などの制作にも携わり、世界中のスタジオでストーリー開発の指導を行っている。
目次
- Part 1 物語構造(プロット)
- 1 プロット:構造
- 2 設定:第一幕(始まり)
- 3 対立:第二幕(中盤)
- 4 解決:第三幕(結末)
- 5 プロット主導のストーリー
- Part 2 ストーリーの原則
- 6 ストーリーの構成要素
- 7 ストーリー技法
- 8 インタラクティブなナラティブ
- Part 3 キャラクターに生命を吹き込む
- 9 キャラクター
- 10 キャラクターの動機
- 11 キャラクター主導のストーリー
- Part 4 ストーリーテリング(開発)
- 12 アイデアの創出
- 13 ストーリー開発
- 14 観客(プレイヤー)
- 15 ストーリーの定型を覆す
内容サンプル








読んでみた感想

久しぶりのハードカバー本で、ズッシリ重厚。中身もしっかり重いです。
この本は、ストーリー構造をかなりロジカルに分解して、「どういう要素がどういう印象を生むのか」を整理しているタイプの本でした。
キャラクターの立ち位置や動機、対立の作り方など、ストーリーの根本設計に寄った内容です。
読んでいて感じたのは、「なんとなく面白い」と感じていた部分が、かなり言語化されていること。感覚でやっていた部分を整理して考えられるようになる印象でした。
翻訳も丁寧で読みやすく、この手の本にしては入りやすいと思います。
軽く読む本ではないですが、「ストーリーをちゃんと考えたい人」にはかなり刺さる内容です。
個人的には、自分でストーリーを組む際に、本書のフレームに当てはめて整理・検証していく“設計チェック用のリファレンス”として使える一冊だと感じました。
※本書は出版社様より献本いただいたものです。実際に読んだうえでの個人的な感想です。
お求めはコチラから
ちなみに公式からは言及されておりませんが、日本語訳前の原書はこれ(Story Structure and Development: A Guide for Animators, VFX Artists, Game Designers, and Virtual Reality)かな?














コメント