2024年9月30日~10月3日にシアトルで開催中の「Unreal Fest Seattle 2024」講演に合わせて『Unreal Engine 5.5 Preview』がリリースされました!
MegaLights Demo | Unreal Fest Seattle 2024
「Mega Lights」は、従来の限界を超え、膨大な数のリアルタイムの光源と影を扱うことを可能にする新しい技術です。オフラインレンダリングで使用されていたような高品質のテクスチャ付きエリアライトがリアルタイムで利用でき、環境全体に豊かな色彩と柔らかい影をもたらします。Mega Lightsは、Naniteが三角形数の制限を取り除いたように、照明における制限を取り除きます。これにより、たとえばテクスチャ付きエリアライトが現実的な影を落とし、複数の光源をリアルタイムで使用できるようになります。
店舗の看板やランプ、キャンドルなど、シーン内のすべての光源で影を表示させることができ、これまで不可能だったほど多くの光源をシーン内に配置できるようになりました。これにより、より豊かで現実感のある環境を作り出すことが可能です。
このデモでは、PlayStation 5でライブレンダリングが行われており、1,000個以上の影を生成する光源があるシーンでも問題なく動作しています。Mega Lightsは動的な光源やエリアライトもサポートしており、様々な種類の光源を制限なく使えるのが特徴です。
「Mega Lights」はUnreal Engine 5.5に実験的機能として搭載。
Unreal Engine 5.5 Shows Off New Improvements to Its Character Creation and Animation Systems
デフォーマーがより簡単に使えるようになり、ワンクリックでシーケンサーに追加可能に。
タイムワークカーブとアニメーションレイヤーが追加され、既存のアニメーションに対して非破壊的に編集できるように。
アニメーションブループリントシステムにおける選択を行うためのマップチューザーが導入され、アニメーションブループリント内での操作性が向上しました。
スケルタルエディターが製品レベルで使用可能
Mutableプラグインにより、キャラクターやスケルタルメッシュの多様なバリエーションを簡単にサポート。例えば、ヘルメットを装備すると髪の毛を自動的に隠したり、ズボンをブーツに入れ込んだりすることが可能。また、メッシュセクションやテクスチャの最適化と統合により、描画コール数を減らすことも可能です。このプラグインはUE5.5でベータ版として提供され、サンプルコンテンツも含まれています。
機械学習によるキャラクターのリアルさ向上
カスタマイズ可能な車両サポート
Chaos物理システムの改善、パフォーマンス分析とデバッグをサポートするChaosビジュアルデバッガーも強化
Meta Sounds(プロシージャルオーディオエンジン)の改善により、オーディオデザイナーの生産性とパフォーマンスが向上。Meta Sound Pagesを使用して、低スペックのプラットフォーム向けにグラフを切り替えることができるようになり、CPU使用量を制限するための指標も追加。オーディオのインサイトやプロファイラーツールの更新
いやぁ熱いですなぁ。いったいどういう仕組なんだろう・・・
UE5.5Previewは早速Epic Game Launcherからダウンロード可能です。
ロードマップも公開されております。UE5.5の新機能がザーッと確認できますよ
Unreal Fest Seattle 2024は始まったばかりなので、これからいろいろ続報が増えていくことでしょう。
是非チェックしてみてください!
コメント