UVPackmasterなどのアドオンでお馴染みglukoz( @glukozUVP)によるSIGGRAPH 2024論文「Vertex Block Descent(VBD)」を採用した高速&安定の物理シミュレーションBlenderアドオン「VeeDynamics v1.0」のベータ板がリリースされました!
VeeDynamics v1.0 Beta
新しいツールを発表できることを誇りに思います: VeeDynamicsはBlenderのための最先端の高性能弾性物理シミュレータです!
VeeDynamicsはBlenderとGaia Vertex Block Descentシミュレータの橋渡しです。 数千の弾性オブジェクトのシミュレーションが可能で、性能はフレームあたり秒単位で測定されます。
ひゃーーー!!これまた凄いのがでましたね!私も早速試してみたいと思います!
チュートリアル動画
外部ツールで一度シミュレーションした結果をBlenderに戻すようなフローなんですね
ツールに渡せるオブジェクトのトポロジー要件もあるみたいなので注意が必要です
トポロジー要件
シミュレータに渡されるすべてのオブジェクトは、以下のトポロジー要件を満たす必要があります:
- オブジェクトに非多様体ジオメトリが含まれていないこと:メッシュに非多様体ジオメトリが含まれていないことを確認する簡単な方法は、Edit Modeですべてのジオメトリの選択を解除し、Select All By Trait – Non Manifoldを実行することです。 この操作によってジオメトリが選択されることはないはずです。
- オブジェクトは自己交差を含むことはできない。
- オブジェクトは、すべてのジオメトリが接続された単一のメッシュパーツで構成されている必要があります: 複数のメッシュパーツから構成されるオブジェクトをシミュレートしたい場合は、まずそれらを別々のオブジェクトに分割する必要があります。
Vertex Block Descent(VBD)については過去記事をどうぞ
「VeeDynamics」はBlender 4.3以降かつ64bitのWindowsのみに対応し、indieライセンスが$24、Proライセンスが$59でSuperHive上で購入可能です。
依存関係のインストール時にだけBlenderを管理者権限で実行する必要があります。また別途実行ファイルをインストールする必要もあります。導入周りは公式のドキュメントをチェックしてみてください!
リンク
We are proud to present our new tool: VeeDynamics – the state of the art, high-performance elasticity physics simulator for Blender!
— glukoz (3Coords) (@glukozUVP) April 29, 2025
It's a bridge between Blender and the VBD method published recently by @AnkaHeChen
For more info visit: https://t.co/xUVpfxfya1#b3d #Blender3d… pic.twitter.com/73cc8nQY30
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