2022年8月2日、AmazonはAWS Thinkbox 製品(Deadline、Draft、Krakatoa、Frost、XMesh、Sequoia、Stoke)の無償提供を開始しました。
すっかり忘れていましたがThinkbox Softwareが買収されたのが2017年。有償だったツールが無料になるのは、嬉しい反面、終息していくパターンもあり得るので少し心配になりますが、流石にThinkbox製品でそんなことは無いですよね…。
AWS Thinkbox
Thinkbox ツールは、レンダリング、VFX、シミュレーションのワークフローを簡素化し、世界中のトップスタジオで採用されています。
- Deadline:スタジオがコンピュートリソースを最適化しスケールすることを支援するレンダーファーム管理ソフトウェア
- Draft:ポストレンダリング作業を自動化するために設計された、軽量のコンポジットおよびビデオ処理ツール
- Krakatoa:数多くの作品でも採用されたボリューメトリックパーティクルレンダリング、管理ツールキット
- XMesh:メッシュキャッシングのソリューションで、Maya、3ds Max、NUKEなどのプラグインを提供
- Sequoia:点群処理とメッシングを行うスタンドアローン製品で、レーザースキャナーや写真測量などから取得した点群データからジオメトリを作成することが可能
- Frost:アイソサーフェスとジオメトリクローニング技術を使用して、複数のソースから1つのメッシュを生成。3ds Maxで利用可能
- Stoke:Velocity Fieldによって駆動されるハイボリュームパーティクルクラウドの作成を簡単かつ高速にするために設計された、3ds Max用パーティクルシミュレータ
最新のSizzleリール
私はゲーム屋さんなので、あまり関わることの無いソフトが多いのですが、無償で触れるならちょっと試してみたいです。ダウンロードと使用にはAWSのアカウントが必要です。是非チェックしてみてください!
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