2022年3月9日(現地時間)、予定通り無料のオープンソース3DCGソフトウェア、Blenderの最新安定版「Blender 3.1」がリリースされました!
Blender 3.1
本日、2021年3月9日、Blender Foundationは、オープンソースの2D / 3Dコンテンツ作成の新時代の始まりを示すBlender3.1のリリースを発表しました。
- アニメーション・リギング:ボーンの「ワイヤーフレーム」表示の不透明度調整、アクションフレーム範囲設定、Copy Global Transform アドオン、Rigifyの改善、Graph Editor のスライダーオペレーターやハンドルを均一化など
- コア:ライブラリオーバーライド、名前を一括変更
- 画像エディタ:巨大(53K)イメージに対応など
- グリースペンシル:Line Art機能拡張や改善、全てをマージするオペレーター、シュリンクラップモディファイアー、など
- モデリング:複雑なファイルのパフォーマンス全体向上、Subdivision Surfaceモディファイアーが GPUに対応し高速化、サブディビジョンサーフェスが頂点クリースに対応
- Geometry Nodes:パフォーマンス向上や全体・各種ノードの改善、19の新ノード、ノードタイミングオーバーレイ、利便性の向上
- Alembic:頂点カラーアニメーションが Alembic にエクスポート可能、オーバーライドレイヤーの読み込みに対応
- Python API とテキストエディター:Python 3.10に更新、その他改善
- Cycles:Metal GPU バックエンドに対応しApple M1やAMDのGPU搭載Macに対応、レイトレーシングの精度向上、Point Cloudsオブジェに球を直接レンダリング可能、Fisheye Lens Polynomial(魚眼レンズ多項式)モデル、UVシームを考慮したベイクの”Adjacent Faces(隣接面)” メソッド、その他改善
- UDIM:タイル画像が UDIM 代用トークンを含むファイル名に対応
- その他色々修正や改善
アップデート内容が細かく多いので公式サイトやリリースノートを参照するのをオススメします。
新機能紹介ページ:3.1 — blender.org(このページをブラウザの日本語翻訳するとわかりやすいです)
最新リリースノート:Reference/Release Notes/3.1 – Blender Developer Wiki
最新リリースノート(日本語訳版):Dev:JA/Ref/Release Notes/3.10 – wiki
ダウンロード先:Download — blender.org
3.1のスプラッシュスクリーン(起動画面)
Lorenzo Aiello氏による作品
スプラッシュスクリーンで使用された.blendファイルははBlender Cloudから無料ダウンロード可能です。
ダウンロード先:Art Gallery — Blender Cloud
Geometry Nodes使いの方は3.1アップデートは必須ですね!出来ることがかなり増えています。
是非チェックしてみて下さい。
リンク
blender.org – Home of the Blender project – Free and Open 3D Creation Software
Blenderを複数管理する場合は、ランチャーアプリもおすすめです
コメント