Blender向けの非公式なArnoldレンダラーアドオン「BtoA 0.4.5」がリリースされました!Blender 3X系に対応した最初のバージョンです。
Arnold for Blender (BtoA)
Arnold for Blender (BtoA) はコミュニティによって開発された Arnold レンダラー用の Blender アドオンです。BtoAは非公式なプロジェクトであり、AutodeskやArnoldとは関係がありません。
- Windows、macOS、Linuxで利用可能
- Blender 2.83 LTS以降に対応(Blender 3にも対応!)。
- Arnold SDK 7.1.2.0またはそれ以上が必要です。
Luna Digital では、現在、ほぼすべてのプロジェクトでBtoAを使用しています。元々は小規模なプロジェクトでImage EngineのGaffer を置き換えるためのものでしたが、現在では製品レンダー、マーケティングビデオ、インディーズ長編映画やショートフィルムのVFXなど、あらゆる種類の仕事に使っています。まだ、MtoA(Arnold for Maya)のような他のArnoldプラグインと100%の機能パリティはありませんが、私たちは順調に、そのベンチマークに近づいています。
BtoA 0.4.5
これは0.4.xアルファ版のバグフィックスリリースで、以下のような新機能と修正があります。
- Arnold 7 のサポート強化
- Blender 3.x のサポート
- IPR の性能向上とバグ修正
- レンダーレイヤーの「間接」「ホールドアウト」フラグのサポート
- イメージへのチャンネル毎のアクセス
- 物理的な空のためのベクトルコントローラ
- 新しいノードなどを含むArnoldシェーダのノードグラフの更新
うまく導入できると、レンダーエンジンからArnoldが選択可能になります。
私の環境だとBlender 3.2ではマテリアルのパラメータがまともに触れなかったり、頻繁にクラッシュしちゃいました。
2.8LTSではひとまず動作確認できました。ウォーターマークなしでレンダリングするには、オートデスクのウェブサイトから月単位、四半期単位、年単位でライセンスサブスクリプションを購入する必要がありますのでご注意ください。
気になる方、是非チェックしてみてください!
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