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Character Creator 3 Review - 誰でも簡単にリアル3Dキャラクターモデルが作成可能なソフト「CC3」を試してみた!

この記事は約8分33秒で読めます

3Dアニメーション作成ソフト「iClone」などでもお馴染み、Reallusion社による3Dキャラクター作成ソリューション「Character Creator 3」(CC3)のご紹介&レビューです。
※2021/3/4 – 価格表記にミスがあったのを修正しました。


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Character Creator 3 とは

「Character Creator 3」はReallusion社が開発・販売している、3Dキャラクターアセットを簡単に作成、インポート、カスタマイズするためのキャラクター作成ソリューションです。
キャラクター作成、アニメーション、フェイス/ボディモーションキャプチャ、およびゲーム開発にも幅広く対応しています。Character Creator (CC) にはモデリングは不要で、内蔵された素体やコンテンツを微調整して使用するだけで、キャラクターを誰でも簡単に作成できます。

2018年時点のプロモーションビデオ
iCloneのおまけじゃないの?

Reallusion社が提供する3D アニメーション制作ソフト「iClone」向けキャラクターモデル作成ツールというイメージが強いですが、「Character Creator 3」自体は単体で購入し動作させる事が出来ます。

他ツールとの連携は?

「Character Creator 3 」はクロスプラットフォーム向けに機能が強化されています。
ポリゴンリダクション、ボーンの簡略化、マテリアル・テクスチャのマージといった事が可能です。
詳細:Character Creator – 3D ゲームパイプライン

バージョン3自体はかなり前から存在していました。
私は正直、よくある人体生成ソリューションだと思っていました。
ただ昨年大きな変化がありました。

大本命?Character Creator v3.3 の登場

2020年7月23日にリリースされたCharacter Creatorのバージョン 3.3 では、トポロジーの強化、スキンリグの改良、ハイディテールテクスチャの為に最適化されたUVを備えた、Character Creatorの新しいベースモデル「Character Base (CC3+)」が導入されました。
詳細:キャラクター素体 – CC3 Base+ | Character Creator

Character Creator v3.3のリリースに伴い、直感的で動的なスキンレイヤーシステムであるSkinGen、AIによる頭部自動生成ソリューションHeadshotを導入し、デジタルヒューマンデザインプラットフォームを確立させました。
詳細:究極のデジタルヒューマン | SkinGen, 皮膚, モーフ, メイク | Character Creator

SkinGen Premium プラグイン

CC3に無料で標準搭載されたSkinGenライブラリに加え、カスタム画像入力、15以上のレイヤーキャップ、21のダイナミックスキンツールを使用して、あなた自身のスキンコンテンツを作成可能になった追加プラグイン「SkinGen Premium プラグイン」も登場しました。

SkinGenダイナミックスキンエフェクトのレイヤースタックとエフェクトライブラリは、よりリアルなスキンとディテールのカスタマイズを可能にします。超微細な定義を持つ複雑なマルチレイヤースキンを迅速に作成できます。
詳細:スキン & メイクアップ | SkinGen | Character Creator デジタルヒューマン

Headshot プラグイン

写真からPBRテクスチャを備えた3Dヘッドを生成するツールHeadshotプラグインが登場しました。AIを活用し1枚の画像からCC3向けの頭部モデルを生成可能で、生成されたモデルは音声リップシンクのための完全なリギングと表情、そしてフルボディアニメーションを装備しています。

Headshot はプロモードとオートモードの2つの AI モードを搭載しています。
プロモードは、Headshot 1000+ の千を超すスカルプトモーフ、画像マッピング、テクスチャ投影ツールを内蔵しており、プロダクションレベルの高解像度テクスチャプロセスと究極の顔シェイプリファイン用途のためにデザインされています。オートモードはそれよりも低解像度のバーチャル頭部を 3D ヘアー付きで全自動プロセスによって生成します。
詳細:Headshot – 画像から 3D 頭部モデルを生成


凄そう…

とまぁ、一通りこのCharacter Creator 3ソリューションの紹介でした。
公式サイトも日本語対応しており、情報がかなり充実してます。

このソフトを知らない人に印象を聞いてみた所、動画は見たことあるけど実用性があるのかわからないという意見をいただきました。思ってたより皆体験版って触らないんですね。
海外では採用例が幾つかありますが、日本国内だとあまり話を聞かないですよね。
使っている人は使っているらしいですが。

とりあえずCC3触ってみる

今回使用したのは「アルティミット・デジタルヒューマン 作成セット + Headshot」というセットパッケージです。
Character Creator 3 Pipeline、SkinGen Premium、Ultimate Morphs、Realistic Human Skin、Makeup & SFX、Human Anatomy Set がセットのお買い得パッケージです。
サインアップしメンバーになった段階では$499で購入する事が可能です。
買い切り永久ライセンスですよ!

ちなみに、CC3単体販売やiCloneとのセット割引も存在します。
その辺のセットの紹介は最後に紹介しますね。

早速触ってみた

インターフェイスの言語は英語です。本格的な3DCGソフトと比べても、グラフィカルな要素が多いので、そこまで混乱はしません。なんとなくで触れるのは良いですね。

スライダーが大量に用意されていますが、ビューポート上で掴んで直感的に動かす事が出来ます。自分の好みのキャラクターを作ろうと思うとついつい時間を忘れて触り続けてしまいますね。

体のモーフィングも自在で、用意されたプリセットを弄るだけで様々な体型を再現出来ます。

この辺は美しいベーストポロジのお陰ですかね。素晴らしいです。
用意されたプリセットをブレンドして使用するのが丁度よい気がしました。クリーチャーを作りたい場合は部位を個別に弄ると良いでしょう。

バンドルされたMakeup & SFXという物を適用してみました。膨大なメイクプリセットをクリックするだけで適用出来ます。

ちょっと生々しい顔も、一気に印象がかわります。
メイクって凄いね…

ちなみにこの辺のプリセットを触るとエディタモードがアクティブになり、着ている服が自動的に非表示になるので、周りに人がいる人は注意してくださいね。


もう一つのバンドル、Realistic Human Skinで適用可能な素材を試してみます。
リアリティを向上させるディテールを簡単に追加出来ます。

カスタマイズ出来る所が多すぎて困ります…
とりあえずトップレスでも誤魔化せる亜人肌にしてみました。

ポーズや表情も変更可能です。

髪の毛忘れてました…

髪の毛アセット等はやはり無料で使えるものは少ないので、
追加購入しないとちょっと物足りない印象です。

赤髪にしたら、なんか見たことある組み合わせに…

やる気あんの?

目的が無いとひたすら永久にモデルを調整し続けてしまい無限に遊べてしまう…

この一連の作業は4倍速にしてYoutubeにアップしてます。

読み込み速度などの感覚が掴めると思います。


Headshotも試してみる

Headshotを検証するのを忘れていました。
「1枚の正面写真からAIの力でモデルを生成してくれる」
という、今どきな感じの便利システムです。

先述した通りHeadshot はプロモードとオートモードの2つの AI モードを搭載しています。

オートモードプロモード
1K テクスチャ
3D ヘアー生成
全自動
インテリジェントテクスチャ
4K テクスチャ
千を超すスカルプトモーフで高解像度の顔ディテールをフルコントロール
写真の再投影
画像マッピング
カスタムマスク

自分の顔写真は秘密にしたいので、まずは素材探しから。

そういえばAIで生成されたポートレイト写真のサイト「Generated Photos」が話題になっていましたね(サイトでの記事は取り上げ忘れてました…)

それっぽい顔写真がズラーッとあります。AIで生成されたとは思えないですよね。
ほんとすごい。

Reallusionのサイトでも紹介されています。
AI-Generated Facial Photos For 3D Human Creation | Headshot Plugin | Character Creator

顔立ちの良いアジアンお姉さんをチョイスしてみました。


ちなみに夜中に女性のAI写真ばかり眺めてて嫁には変な目で見られました。

オートモードで試す!

なんだろう…これは…正にモブキャラですね。

プロモードで試す!

精密なぶん顔の歪みかなんかでずれてしまい、エラが結構張ってました。
ちょっと惜しい感じです。

生成時の画像を投影しながら形状を補正する機能があるので、各所の輪郭部を補正し多少見れる感じになりました。髪の毛さえなんとかすれば土台としては使えそうです。

別の画像を使ってみる

もう少しこう美しいモデルを作りたいですよね。今度はArtbreederで生成したポートレイトを使用してみましょう。Artbreeder – GAN(敵対的生成ネットワーク)を活用し画像の合成が出来るサイト!AI時代!

濃いめの白人青年を用意してみました。

プロモードにて検証

まぁまぁですかね。

色々設定を変えて試してみてます。

白人系のほうが比較的上手くいく気がしました。

ロングヘアーだとエラがでちゃう傾向にあるきがします。

こういう老人は生成しやすいですね。

ちょっと濃いアジア人。

細い目は勝手に見開かれてしまいます。

ショートヘアで白人系の顔立ちは、初回生成時の安定率が高いです。

さて…ついつい色々試してしまいましたが、Artbreederで生成した画像からCC3上で完成に向けて作業を進めるとどうなるかも気になったので実践してみました。

触ってみた感じですと、Photoshopでテクスチャ修正は必須だと思います。
最終的には健気なアジアンガールがグレてしまいました…。
服と髪は課金して追加しないと、物足りないですね。
※ハーレークイン風の髪は課金してゲットしてます。

選べる服的に毎回こんな感じになっちゃう…

FBXエクスポート機能も軽く触ってみました。

MayaやBlender、UE4やUnityなどメジャーなDCCツールやゲームエンジンのプリセットが用意されているので、それを選べばほぼ問題なくいけるみたいです。

Blenderにインポートしてみました。
一部マテリアル設定は修正が必要ですが、ボーンも含め概ね問題なく読み込めてます。
Blender上で髪の毛と服を仕上げるのも面白そうですね。

触ってみた感想

リッチなキャラクリエーション機能付きゲームをしている感覚でモデルが作れるので、とにかく楽しかったです。CC3+ベースの素体やリアル系テクスチャ、ディテール用デカールが良い感じなので、最終的にゼロベースで作る方がクオリティが高くなる印象でした。

Headshotはあくまでもモブキャラ生成や、ベース素体の土台を作る為の機能に感じました、ある程度回数を重ねてコツを掴まないとモヤモヤする結果になります。(私はまだコツを掴んでません)
オートモードはそのまま使用する大量生産のMOB用、NPCなどの脇役・遠景配置・建築ビジュアライゼーション向け、プロモードは高解像度デジタルヒューマンや主役級キャラクターの土台設計向け(修正調整は必須)という印象です。

また、バンドルされた機能はどれも入れておいたほうが良さそうに感じました。ディテールアップや微調整には必須の物が多いです。

髪の毛や衣類・小物は初期状態では物足りなく、別途Reallusionのストアから購入するか、別のツールで自作しないと、キャラクターのバリエーションを出すのが厳しい印象です。
最初から使用可能な服はちょっと扱いづらいですね。

エクスポート機能は今回軽い検証しか出来ておりませんが、今後は私のUE4プロジェクト向けキャラなどをCC3で生成して活用しきたいですね。

Character Creator 3 のシステム要件

  • OS:Windows 7(SP1),8,10
  • CPU:デュアルコア以上(i5、i7以上推奨)
  • RAM:8GB以上(16GB~32GB以上推奨)
  • GPU:GeForce GTX 600/Radeon HD 7000(Geforce GTX 900/Radeon R9 300以上推奨)
  • ビデオメモリ:2GB RAM以上(4GB~6GB以上推奨)
  • ストレージ:SSD推奨、インストール用に 20 GB 以上、DDSキャッシュ用に 500 GB空き容量を推奨

Character Creator 3 のライセンスと価格

※サインアップする事でかなりお得なメンバー価格で購入可能です。
※全て買い切りの永久ライセンスです

単体価格

Character Creator 3 Pipeline
通常価格 $199(メンバー価格 $149)


Character Creator 用 SkinGen Premium プラグイン
通常価格 $99(メンバー価格 $79)
※Character Creator 3 Pipeline 本体が必要です。


Character Creator 用 SkinGen Premium プラグイン 4 in 1
通常価格 $376(メンバー価格 $249)
※Character Creator 3 Pipeline 本体が必要です。

Character Creator 用 SkinGen Premiumプラグイン
Ultimate Morphs (Export)
Realistic Human Skin (Export)
Makeup & SFX (Export)
Human Anatomy Set (価値: $720):無料特典

Character Creator 用 Headshot プラグイン
通常価格 $199(メンバー価格 $149)
※Character Creator 3 Pipeline 本体が必要です。


セットがお得!

デジタルヒューマン作成セット
セット価格 $398 → $299(メンバー価格 $249)

Character Creator 3 Pipeline
Character Creator 用 Headshot プラグイン
Headshot Morph 1000+ (価値: $99):無料特典

アルティミット・デジタルヒューマン 作成セット
セット価格 $575 → $449(メンバー価格 $399)

Character Creator 3 Pipeline
Character Creator 用 SkinGen Premium プラグイン
Ultimate Morphs (Export)
Realistic Human Skin (Export)
Makeup & SFX (Export)
Human Anatomy Set (価値: $720):無料特典

アルティミット・デジタルヒューマン 作成セット + Headshot
セット価格 $774 → $549(メンバー価格 $499)

Character Creator 3 Pipeline
Character Creator 用 Headshotプラグイン
Character Creator 用 SkinGen Premiumプラグイン
Ultimate Morphs (Export)
Realistic Human Skin (Export)
Makeup & SFX (Export)
Headshot Morph 1000+ (価値: $99):無料特典
Human Anatomy Set (価値: $720):無料特典

その他iCloneとのバンドル版などの料金が気になる方は公式サイトへ
Reallusion Store – Product

体験版もあります!是非お試しあれ!

リンク

Character Creator – アニメーション、ゲーム、AR/VR のための 3D キャラメイクソフト

Screenshot of www.reallusion.com


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