CGアーティストFrancesco Camarlinghi氏による、各種マップを瞬時にエクスポートする事が出来るPhotoshop用ツール「Expresso! Exporter」のバージョン0.6.2がリリースされました。無料&オープンソースのツールです。
Expresso! Exporter
Expresso! Exporterは、複数のマップを含むPSDから一般的なファイル形式(TGA、PNGなど)にテクスチャを自動的にエクスポートするPhotoshopCCの拡張機能です。この拡張機能はオープンソースであり、個人使用と商用使用の両方で無料です。
Expresso! Exporterの特徴
- グループに編成された複数のマップを含むPSDからテクスチャをすばやくエクスポートします。
- 各画像チャネル(RGBA)でエクスポートするPhotoshopグループを定義することにより、複数のマップを1つのテクスチャに圧縮します。たとえば、不透明度マップを赤チャネルに保存し、鏡面反射マップを同じテクスチャの緑チャネルに保存することができます。
- サポートされている複数のエクスポート形式:TGA、PSD、PNG、TIFF、JPEG。
- 複数のエクスポートスケーリングオプション:200%、100%、50%、25%、12.5%。
- フィルタ:エクスポート時にぼかし、シャープ、反転を適用します。
- 法線マップ:法線マップを正規化するか、エクスポート時にX / Y軸を反転します。
- 設定した情報はドキュメントに保存されるため、ファイルを再度開いたらすぐに使用できます。
Expresso! ExporterのファイルはZXP形式です。Adobe公式の拡張機能管理ツールはサポートが終了した(CCのツールに統合された)為、オープンなZXPを導入するには「Anastasiy’s Extension Manager」や「ZXPInstaller」のような外部ツールが必要になります。
この辺は自分で調べてみて下さい。(私は管理のしやすい前者を使用しています。)
Anastasiy’s Extension Manager for Adobe platform
ZXPInstaller
※この拡張機能を使用するには、Photoshopの環境設定→プラグイン
からリモート接続を有効にする必要があります。Expresso! Exporterのパネル記載のサービス名とパスワードを入力することで動作します。(私の環境では任意の名前を入力するとうまく動作しなかったのでそうしています…)
Expresso! ExporterはGumroadから無料ダウンロード可能です。
Photoshopでテクスチャを扱う際には入れておきたい必須ツールの一つ。
是非チェックしてみてください。
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