ハードサーフェスなどを得意とするプロップアーティストのPilgrim氏が、ハードサーフェスモデラー向けの進捗チェックや工程確認などが出来るスタンドアロンツール「HardSurfaceCheck v1.0」をリリースしました!
HardSurfaceCheck v1.0
HardSurfaceCheckは、「Hardsurface Asset Checklist Blenderアドオン」の進化版であり、兄貴分です。このコンセプトを気に入り、Mayaや3Ds Maxで使いたいというアーティストからの多くのフィードバックを受け、スタンドアロンのデスクトップアプリケーションとして、より大きく、より優れたものにすることにしました!
HardSurfaceCheckは、ハードサーフェイス・アーティストを目指す人、学生、そしてワークフローを効率化したい人にとって不可欠なツールです。 私は、不必要に高価なゲームデザイン学位が残したギャップを埋めるために、質の高い業界知識を利用しやすくすることを信じています。 私の使命は、ベストプラクティスを浸透させ、アーティストが成長し、卓越する力を与えることです。
- ゲーム化されたプログレッション・システム:アセット制作パイプラインの各段階における自分の位置を正確に把握。各ステージにはミニ・プログレッション・システムがあり、進歩や達成感を深く感じられるように設計されています。
- プロフェッショナルなアーティストのワークフロー: より深い知識を得るために、洞察に満ちた記事が充実。 チェックリストで各ステージに進むことができます: リファレンス収集、ミッドポリ、ハイポリ、ローポリ、UVイング、エクスポート&ベイク、そして最後にテクスチャリング。
- 進捗の自動保存:自動保存されるので翌日ロードしたときに進捗が失われることはありません。 また、画面上の位置も保存されるため、ロードするたびに横にドラッグし続ける必要もありません。 こ作成したメモも自動的に保存されます。
- 常時画面のトップ:右下隅に表示される「Stick/Unstick(スティック/スティック解除)」機能により、常にビューポートの最前面に表示されるため、他のアプリケーションに埋もれてしまうことがありません。
- リソースリンク:インターネット上の最も役に立つ記事や例を指先一つで見られるようにした短いリスト。 Joe WilsonによるMarmoset Toolbagでのベイク方法、Ben BoltonによるBoolean + Dynameshワークフローの適切な取り入れ方、Timothy DriesによるTexel Densityの理解、Dinustyによる膨大な武器リファレンスライブラリまで。
- カラープリセット:配色をカスタマイズして変更することが可能。 カラー・プリセットを選択すると、自動的に保存
- その他リンク:Youtubeのチュートリアルページへのリンクや、誰でも気軽に参加できる素晴らしいDiscord、何か問題があったり、私のTwitter/Xアカウントに挨拶したい場合は、こちらから
- スタンドアロン動作:私が作ったオリジナルのBlenderアドオンとは異なり、これはそれ自身のものであるため、あらゆる3Dソフトウェアとは別に動作します。 ですから、3Ds Max、Maya、Blenderなど、あなたが使っているものと組み合わせて自由に使ってください(Rhino3dのユーザーがまだどこかにいることは知っています)。
これは中々面白いツールですね。ハードサーフェスモデリングにおいて気をつけたい要素を確認出来るので、学生さんにも良さそう。Blenderアドオン板が存在してた事も知らなかったです。
「HardSurfaceChek」とBlenderアドオンの「Hard Surface Asset Checklist」はどちらもGumroad上から無料ダウンロード出来ます。是非チェックしてみてください!
リンク
i forgot i put together this little free app awhile ago for checking hardsurface models over as you progress. with articles and resource links to some really helpful info.
— Pilgrim (@ArtOfPilgrim) November 30, 2024
you can find it here: https://t.co/Zdy8ZVZzmQ#gamedev #gameart #3d pic.twitter.com/y8eviiJk6t
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