2025年7月22日(現地時間)Abstractによるテクスチャ&マテリアルオーサリングソフト『InstaMAT』の正式バージョンがリリースされました!
InstaMAT 2025 Release Trailer
InstaMAT 2025のリリースで、3Dコンテンツ制作の未来を体験しよう!
レイヤー参照、AAA品質のプロシージャル地形生成、カーブベースのディテール作成、レイトレース対応のビューポートレンダリングなど、業界のワークフローを変革する革新的な機能が満載。
数百にもおよぶ新機能と改善により、InstaMATはついにEarly Accessを卒業。驚異的なスピード、効率、そしてクリエイティブなコントロールを提供する、洗練された3Dアセット制作プラットフォームとして、アーティストやスタジオを強力に支援します。
What’s New in InstaMAT 2025?
- 参照レイヤーとマスクフィルターによる拡張テクスチャリング:動的なレイヤー参照と強力なマスク操作機能により、洗練されたプロシージャルなテクスチャリングワークフローとエフェクトを作成可能。アーティストに優しい柔軟なアプローチで、芸術的なコントロール、繰り返し作業、プロシージャルワークフローの新たな次元を切り開きます。
- 物理ベースの地形生成:InstaMAT に物理ベースシミュレーションを用いた地形生成システムが新たに追加。アーティストはゲームやVFX向けにリアルな地形を作成可能です。地形の形状形成、リアルな侵食、バイオーム生成、アセットの散布までを、柔軟なノードベースワークフローで一括処理。このオールインワンのシステムにより複数アプリ間の煩雑さが解消され、より高速・スケーラブル・一貫性のある環境制作が実現します。
- 高度なカーブベースディテール作成:新しいカーブブラシと一連のカーブノードにより、複雑かつ有機的な形状や線を作成可能。メッシュ上で直接カーブを操作すると、プロシージャルペイントがリアルタイムに更新されます。パスに沿って形状やディテールを散布し、ブラシのダイナミクス、カラー、深度、太さなどの高度なペイントプロパティを制御できます。
- レイトレーシング&GI対応のシネマ品質ビューポート:InstaMAT のリアルタイムビューポートがアップグレードされ、シネマティックな品質で3Dアセットを可視化可能に。リアルタイムレイトレースによるシャドウ、反射、グローバルイルミネーション、透過表現が強化されています。
- 高度なカーバチャ&ノーマルベイク機能:新しいカーバチャベイカーは、エッジ摩耗やスタイライズなどのジェネレーティブエフェクトに対応した高品質なカーバチャマップを生成します。新たに追加された「ノーマルベベルベイカー」は、シャープな面に対して滑らかで丸みを帯びたエッジを作成でき、ポリゴン数を増やすことなくローポリモデルの品質を向上させます。
- 数百点の新しいライブラリアセット:InstaMAT のマテリアルライブラリはすでに1000点以上のPBRマテリアルを収録。2025年版ではさらに250点以上の新アセットが追加。新たなスタイライズドマテリアル、数百点のデカールやフィルターをドラッグ&ドロップで活用でき、クリエイティブなワークフローを加速し、芸術的可能性を広げます。
- Polyverse連携によるプロジェクト共有とクラウド実行:クラウドコラボレーション、バージョン管理、ARプレビュー機能により、アセットのアップロードと管理が簡単に。InstaMATプロジェクト全体をPolyverseに共有し、カスタムPolytronとしてクラウド上でマイクロサービスとして実行可能です。
ほほーついにリリースですな。本命のSubstanceキラーですよ。なんかいろいろと外部連携ツールも触れているみたいですね。そして無料ライセンスもあります!私は久しく触っていなかったので、また触っていきたいと思います。
CEDEC 2025の会場ではブースの出展も行っているみたい。CEDEC参加者は要チェックですよ!
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