手頃で高性能な3Dスキャナでお馴染みRevopoint社(レヴォポイント社)様の大型オブジェクトにも対応可能な最新モデル「Revopoint RANGE(レヴォポイント・レンジ)」と新登場した「Large Turntable(大型ターンテーブル)」を一足先に触らせていただくことが出来ました!
※2023/04/29 – 遂に一般販売開始!割引クーポンコードを発行しました!
「Revopoint RANGE」 スキャンの様子は動画で紹介!
今回もレビューの様子をYoutubeにて動画公開しています。
本ブログ記事の方では動画内で語りきれなかった部分を補足していきます。
チャンネル登録してね!
「Revopoint RANGE」について
Revopoint RANGEは、大型なオブジェクトのスキャンに特化した3Dスキャナーです。強力なプロジェクターと非球面レンズ付きの2つのIRカメラにより、遠距離でも高精度な3Dスキャンを可能にします。本体重量は210gで、手持ちでかんたんにスキャン作業を行えます。
- 広いスキャン範囲(360mm x 650mm@600mmのシングルスキャン範囲と300mm~800mmの作業可能距離)
- 滑らかなスキャン速度:12fps~18fps
- シングルフレーム最大0.1mmの精度と点間距離が最大0.3mm
- RGBカメラでフルカラースキャン可能
スキャンの精度としては過去に紹介したMINIほど精細では無いですが、スキャン可能な範囲が広いのは嬉しいですね!
「Revopoint RANGE」のスペック
| 製品名 | Revopoint RANGE |
| テクノロジー | デュアルカメラ赤外線ライト |
| シングルフレーム精度 | 最大0.1mm |
| シングルフレーム正確度 | 最大0.3mm |
| シングルスキャン範囲 | 360mm x 650mm @600mm |
| 動作距離 | 300mm ~ 800mm |
| 最小スキャンサイズ | 50mm x 50mm x 50mm |
| スキャン速度 | 12fps ~ 18fps |
| 光源 | クラス1赤外線 |
| トラッキング方法 | 特徴、マーカー |
| カラースキャン | あり |
| 出力フォーマット | PLY、OBJ、STL |
| 点間距離 | 0.3mm |
| 特殊物体のスキャン | 黒色、透明、反射する対象物をスキャンするには、スキャンスプレーを吹きかける必要があります。 |
| スキャン環境 | 屋内、屋外 |
| 屋外スキャン | 直射日光のしたでスキャンする場合は、スキャン結果が良くない可能性があります。 |
| 本体重量 | 210g |
| 本体寸法 | 295mm x 41.5mm x 28.2mm |
| 3Dプリント用のデータ出力 | 可 |
| 対応OS | Windows 8/10/11(64bit),Android,iOS,macOS |
| ディスプレイ解像度 | >1344×768 (1920×1080推奨) |
| 接続方式 | USB3.0またはWi-Fi |
| Bluetoothバージョン | 4.1 |
| ボタン機能 | 開始/停止 |
「Revopoint RANGE」 の開封

今回は箱に入っていました

スキャン時に必要なものは全てここに入っています

- RANGE本体
- USBケーブル(Micro-B to Type-A)
- 2-in-1 USBケーブル
- スマートフォンホルダー
- 三脚スタンド
- バッテリーハンドル
- USB-TypeC変換アダプタ
- 検査証明書
- マーカーシール
- 粘着剤
- 黒シート

過去に紹介したスキャナよりもワイドな印象

背面には開始・停止ボタンが一つあります
本体はプラスチック部分を多い印象かな
それも軽量化に貢献していそうですね
「Large Turntable(大型ターンテーブル)」
RANGEの登場に合わせて大型な物のスキャンを手助けしてくれる大型なターンテーブルも登場しました

- 積載可能重量:200KG
- ワイヤレスリモートコントロール
- 回転方向変更や速度の段階調整機能付き
「Large Turntable」のスペック
| 製品名 | 大型ターンテーブル |
| 対応デバイス | POP、POP2、MINI、RANGE |
| 出力 | 21V/3A |
| 寸法 | (H)100mm X (D)502mm |
| 速度 | 35秒-90秒/廻り |
| 耐荷重 | 200Kg |
| 商品重量 | 7kG |
| 操作方法 | リモコン/APP |
| 回転制御 | 方向、速度、停止/開始 |
| 動作音 | ≦55(db) |
| 素材 | ABS + PC |
スキャンが捗りそうなターンテーブルですよ!
「Revopoint RANGE」 の開封

箱がデカくて驚いたよね

サクサクっと開封!

デザインはとてもシンプルです

リモコンも付いており
回転開始・停止、回転速度と回転方向の変更、情報をメモリーに保存などがここから制御できます
新ソフトウェア「Revo Scan 5 Beta」
スキャンの際に使用するソフトウェアは公式サイトから無料でダウンロードします。
Windows版、Mac版、iOS版、Android版が存在します。
今回は最新リリースされた「Revo Scan 5」のベータ版を使用しました。
従来のソフトウェア「Revo Scan」とスキャンデータの編集が可能なソフト「Revo Studio」が統合された新ツールです。
このソフトだけでほぼスキャンからメッシュ作成の工程が完結するのでかなり便利になったようです
3Dスキャンしてみた:くまのぬいぐるみ

うちはディ○ニーのぬいぐるみが沢山あるのですが
あれは若干取り扱いにくいので程よいサイズ感を探した所
手元にあったこちらのくまのぬいぐるみを使うことに

スキャンはかなりサクサク進みました
広範囲にスキャン出来るのってホント良いですよ!

モコモコなものを最初からスキャンするなんてかなり挑戦的だな
ですよねーただ思ってたよりも綺麗にスキャン出来た印象があります
3Dスキャンしてみた:バブルガン

次は結構大きなこのおもちゃ

ターンテーブルのお陰でスキャンがかなりスムーズでした

スキャン時間は3分程度ですが全体をうまく取得できていますね
3Dスキャンしてみた:自動車のホイール

大きなオブジェクトをスキャンする際にここ最近私の3Dスキャナレビューで定番の自動車のホイール
本来ならスキャン用スプレーを使って光沢を抑えるのですが…

試しに「Dack Object」設定で輝度を高めにしてスキャンした所…


予想以上にスキャンが出来ちゃいました!

ただこの方法は若干精度の低い所でもスキャンがされてしまうので、
少し表面が荒れやすいですね…
ということで仕切り直しです

今回も家にあった制汗スプレーを吹きかけて表面をパウダーで覆い
スキャンを行いました

スムーズにスキャン出来ましたよ!ついでに裏側もスキャンしてます
ちなみにホイールのように似た造形が繰り返される場合は不本意な形でトラッキングされる事がありますので、何か特徴のあるオブジェクトを紛れ込ませると良いですよ

今回は3Dプリントしてた猿の頭を配置しておきました

ということスキャン完了!
なかなか良いですよね?

サイバートラックに装着!とかもしてみましたので
その辺の動いている様子が見たい方は動画の方もチェックしてみてください!
「Revopoint MINI」の総評
大きなオブジェクトをスキャンしたい人の必需品!

良かった所
大きなオブジェクトも数回のスキャンで完了出来る
広範囲にスキャン出来るのでトラッキングズレが起きにくい
コツをつかめばかなり綺麗にスキャン可能
惜しい所
対象物によりスキャン難易度が大きく変わる
コツを掴むまで少し時間がかかる
3Dスキャンは最初は難しく感じますが
何回かスキャンしていれば結構慣れてきますよ!

大きな対象物を手軽にフルカラーでスキャン出来る安価な3Dスキャナは今まで無かったのでこれは注目の製品ですよ!「Revopoint MINI」は現在CAMPFIREにて先行予約を受付中!
安く手に入るチャンスです!体験イベントも開催されるようですので、是非チェックしてみてください!
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適用商品:Revopoint RANGE 3Dスキャナー
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小さなものをスキャンする場合は「Revopoint MINI」も選択肢としてアリです!詳細は過去のレビュー記事をご確認ください













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