Adobeのプロシージャルテクスチャリングソフト「Substance Designer」2019年最後のアップデート 2019.3.0 がリリースされました。OpenColorIOにも対応しカラーマネジメントシステムの大幅進化、新しい曲率ベイカーやアトラスツールの追加など。
カラーマネジメントとOpenColorIOのサポート
Substance Designerはカラーマネジメントをサポートするようになりました。これにより、色の解釈および変換方法を制御できます。この機能には、エンターテイメントおよびVFX業界で広く使用されているカラー管理システムであるOpenColorIOがサポートされています。
新曲率ベイカー
新しいレイトレーシングベースのベイカーは、古い「メッシュからの曲率」を書き換えたものです。より高速かつ柔軟になりました。
AOベイカーの改善
地面からのAOが作り出せるようになったらしいです。
アトラスツール!
今回のアップデートで特に注目を集めている Atlas Scatterノードでは、
1枚のアトラス素材を1つのノードで分解し簡単にばら撒く事も出来ます。
このSubstance Designer 2019.3リリースに合わせるかのようにSubstance Sourceにはスキャン素材が大量に追加されています。
658 Atlases: Substance Source introduces a new category with hybrid scanned objects!
Substance Sourceの新しいプロモーション映像も公開されてました
あとはUXの改善などなど
その他詳細はリリースノートをご確認ください
Version 2019.3 – Substance Designer
Substanceを扱うなら、個人的にはサブスクリプションタイプをおススメします。DesignerもPainterもAlchemistも使えるほか、Substance Sourceの素材も扱えますからね。
ちなみに2019.3というバージョンですが、Steam上では2020という扱いになっています。
リンク
Substance Designer Winter 2019: Color Management with OpenColorIO
Substance Designer | Substance 3D
コメント