無料で使える3Dコンテンツ開発エンジン「Unreal Engine」の5.3プレビュー版がリリースされました!
Unreal Engine 5.3 Preview 1
UE5.3で何が変わるのか?という部分については公式のRoadmapページをご確認ください。
個人的に気になっているアップデートを部分的にピックアップしました
太字は特に興奮したものです
- Nanite:アセットにモデルの接線を保持して使用可能に
- Nanite:SplineMeshComponent対応(実験的)
- Lumen:Reflectionsが複数のバウンスをサポートし反射の黒い領域を防ぐ
- Lumen:r.Lumen.Reflections.VisualizeTraces(r.Lumen.Reflections.VisualizeTraces で反射光線を視覚化してデバッグ
- Orthographic レンダリング対応(実験的)
- SVT(Sparse Volume Textures )対応(実験的)
- パストレーサー:煙、火、雲などの異種ボリュームをトレースするための初期サポート(実験的)
- Substrate(実験的):Fuzz model追加
- Virtual Shadow Maps:正式版に!
- Hair:グルームのストリーミング対応など
- Temporal Super Resolution(TSR)動的解像度が無効な場合ゲーム内の画面パーセンテージをより自動制御できる新機能
- ランドスケープ::NaniteをLandscape Actors で有効可能に
- ランドスケープ:物理マテリアル視覚化新CVar landscape.CollisionMesh.ShowPhysicalMaterial
- PCG:階層生成、外部データからのルール処理、PCGサブグラフのデバッグと検査、PCGグラフのユーザーパラメータを取得および設定するためのBPAPI、カスタム PCGエレメント
- Apple M2デバイスでのNaniteのサポート(ベータ版)
- スケルタル・エディター(実験的):スキンウェイトの編集が可能。スタティックメッシュをスケルタルメッシュに変換、ボーンの追加や削除などなどなどなど
- ML Deformer:色々改善
- データからコントロールリグを構築:プロシージャルにリグを作成および変更できるように
- バーチャルカメラ:テイクブラウザ機能追加など
- CineCameraRigRail(ベータ):高度なシネマティックワークフローとバーチャルカメラワークフローに対応した新しいリグ・レール・アクター
- CineCaptureComponent (ベータ):CineCameras 用の SceneCaptureComponent
- アナモフィックレンズキャリブレーションソルバー(実験的)
- テクスチャ変換のための OCIO:テクスチャの変換に OpenColorIO を活用できるように
- Chaos Panel Cloth Editor Foundation(実験的):UE上で動作する新しいクロスエディター
- Chaos MLクロス:MLdeformerを使用したクロスシミュレーション
- Niagara 流体力学:シムをキャッシュした後に変換する機能を追加など
- Common UI (ベータ):リッチでマルチレイヤーなユーザーインターフェースを作成するためのツールボックス
- モデリングワークフロー (ベータ):新UI、ツールプリセットの作成が可能に、要素選択が可能に
- モデリングツール(ベータ):スプラインツール、要素選択、LOD対応、頂点カラーペイントの機能強化、法線編集、Weld、ベイク、ポリグループ作成など
- UVツール(ベータ版):ディストーションのオプション表示モード追加、UVオートレイアウト
- USD MaterialX (実験的)対応
- USDF アニメーション:キャッシュされたジオメトリを USD ファイルから UE に直接インポートする機能が追加
気になる機能はベータとか実験的だらけだな…
UE5.3 Preview1は無料ダウンロード可能です。是非チェックしてみてください!
リンク
Unreal Engine 5.3には数々の改善が含まれています!
— アンリアルエンジン (@UnrealEngineJP) July 26, 2023
例えばより高品質・高速なレンダリングを実現したり、マルチプロセスCookによるビルド時間の短縮など…⌛
UE5.3プレビューを是非チェックしてみてください!https://t.co/gxPuLvvFa4#UE5 #UnrealEngine pic.twitter.com/SRcz3kD84s
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