Chaosによる老舗レンダラー「V-Ray」のBlender版「V-Ray for Blender」がベータ公開されました!2025年の正式リリースまではどなたでも利用可能とか。
V-Ray for Blender Beta
数々の賞を受賞し、制作現場で実証済みのレンダリングがBlenderに登場。
V-Rayのパワフルで多機能なレンダリングが、まったく新しい統合でBlenderのアイデアに命を吹き込みます。 ハイエンドのフォトリアリスティック、アーティスティックなレンダリングやアニメーションを作成できます。 あなたのBlenderエクスペリエンスにシームレスに統合されたレンダリングワークフローで、V-Rayのすべてのエッセンスを探求しましょう。ビルトインのポストプロセス、6,000以上の無料レンダーアセット、クラウドレンダリング、コラボレーションツールを活用しましょう。 さらに、あなたのBlenderプロジェクトは、あらゆるV-Ray制作パイプラインにスムーズに統合されます。
- 受賞歴のある高品質なレンダラー
- CPU、GPU、ハイブリッドレンダリングにより、ハードウェアを最大限に活用
- ハイエンドの超リアルなレンダリングから、アニメーションやカートゥーン用のスタイライズされたルックまで幅広く対応
- NVIDIA AI DenoiserとIntel® Open Image Denoiserでによるノイズ除去
- V-Rayのホタル除去レンダリングオプションをチェックして、明るいピクセルを自動的に検出して除去
- マルチチャンネルやディープEXR出力、Cryptomatte、Light Path Expressionsなど、高度な合成のための豊富なレンダーチャンネルセット
- リアルなライティングやグローバルイルミネーション
- あらゆるタイプの人工照明をシミュレート
- Sun & Sky モデルで、驚くほどリアルな環境レンダリングやダイナミックなタイムラプスを簡単に作成
- ハイダイナミックレンジ画像(HDRI)を使用した照明。V-Ray Dome Lightの有限モードでは、ドームライトのスケールを設定し、ブレンド設定を微調整できるため、リアリズムが向上
- 実世界のカメラコントロール。被写界深度、モーションブラー、自動露出とホワイトバランス設定など。またフレームバッファのレンズポストエフェクトを使って、ブルーム、グレア、ダスト、スクラッチなどのリアルなカメラレンズエフェクトを簡単にシミュレートできます。
- 豊富なシェーダセットにより、本物そっくりの髪やリアルな金属から、半透明の肌のようなサーフェスや複雑なレイヤーエフェクトまであらゆるシーンで多様なルックを作成。
- 強力なテクスチャツールキットは、プロシージャルテクスチャやテクスチャユーティリティなどの多彩なオプションを備えあらゆるプロジェクトの環境やアセットを柔軟に作成
- OSL(Open Shading Language)とGLSL(OpenGL Shading Language)シェーダーをサポートしており、プラットフォーム間で簡単に移行可能なカスタムプロシージャルシェーダーを柔軟に作成
- V-Ray Proxiesを使用して大規模なシーンを効率的にレンダリングし
- V-Ray Clipperを使用して任意のメッシュオブジェクトを使用して複雑なカットアウェイやセクションを簡単に作成し、BlenderのHairソリューションをサポートしてリアルな髪や毛皮を実現
- V-Ray Frame Buffer (VFB):強力なポストプロセッシングツール
- Chaos Cosmosのアセットライブラリ:数クリックでシーンにコンテンツを追加。 V-Rayのインターフェイスから直接アクセスできる様々なカテゴリから、6,000以上の高品質ですぐにレンダリング可能な3Dアセット、マテリアル、HDRIを無料でご利用可能
- Chaos Cloud:クラウドでレンダリング&コラボレーション
いやぁ来ましたね。レンダラーの選択肢が増えるのは良いことです。
ベータ版は現在無料で使用可能で、正式な価格に関しては2025年初頭の正式リリース時にアナウンスされる様です。
ちなみに色々試したいのに私の環境ではV-RayでレンダリングしようとするとBlenderが落ちちゃうので原因を調査中・・
詳細やサインアップに関しては公式サイトをご確認ください!
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