Blender 4.5の拡張機能プラットフォームでは、すでに600以上のアドオンやテーマが無料で公開されています。誰でも自由に作成・承認・公開できる仕組みが整い、まさに“Blenderの新しい時代”を象徴する機能です。そんな中で、Polyfjordがとんでもない実験を実施
「全部の拡張機能を一度にインストールしたらどうなるのか?」動画を公開しました。
Blenderの拡張機能プラットフォームにある全ての拡張機能をインストールしようとしている。好奇心が勝ってしまった結果、今こうしてその代償を払わねばならない。
- 最初の100個までは問題なく動作。
ただしUIが少しずつ重くなり始める。 - 200個を超えると画面の色やラインが変化。
“謎のテーマ”が勝手に適用される。 - 半分(300個)を超えるとショートカットが上書きされ始め、
[Shift]+[A]や[Ctrl]+[S]がPieメニュー化。 - [N]パネルには無数のタブが並び、UIは完全にカオス状態に。
それでも驚くべきことにBlenderは落ちない。
動作は重いながらも安定しており、Eevee/Cyclesレンダリングも可能。 - 最終的に約597の拡張を導入(3つは失敗)し、「世界一拡張されたBlender」が完成
しかしその後Blenderが起動不能に。Blenderが永遠にロードし続ける状態になり、再インストールを余儀なくされた。
拡張フォルダ内の約597個の残骸が残り、完全復旧に時間を要した。
最終的には拡張機能が上手く動かない状態に陥る
思わぬ神アドオンがいくつも見つかるなど、意外な収穫も多かったようです。
無料で便利だからといって有効化しすぎるのも危険ということが分かります。
特に機能が競合するものは注意が必要ですね。
ちなみに私がアドオン本を書いたときはある程度バランスよく被らないアドオンをピックアップしたので50個くらいは常時有効化していましたよ。皆さんも拡張機能は用法・用量を守って正しく使いましょう!













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