医学部准教授の鍾全斌氏による著書『骨格の書 医学部解剖室の准教授が教える美術解剖学』が2023年10月下旬にボーンデジタルから発売されます!
骨格の書 – 医学部解剖室の准教授が教える美術解剖学 –
- 著者:鍾全斌
- 翻訳:仁科 えい
- 監修:森 健人
- 定価:4,400円(本体4,000円+税10%)
- 発行・発売:株式会社ボーンデジタル
- ISBN:978-4-86246-552-8
- 総ページ数:256ページ
- サイズ:B5変(260mm x 190mm)
本書の特徴
人体骨格の決定版といっても過言でない、詳細すぎる骨格解剖図鑑。
著者は厦門医学院解剖室の准教授であり、数々の賞を受賞したデザイナー。美術の作画力と医学の知識をかけあわせた綿密な骨格図は「生きた教科書」と呼ばれ、台湾の美大生では知らない人はいないほど。
256ページにおよぶ本文では単に脊髄の数、ではなく脊髄と脊髄の相対的間隔比率、背骨のアール、頸椎の角度、顎と頬骨の関係、肋骨のつなぎ目の凹凸など、これまでにない圧倒的ディテールの情報量が収録され、イラストレーター、アニメーター、3DCGクリエイター必携の保存版となっている。手描きで描かれた正確な骨格図は線の微妙な強弱で立体感を感じさせ、レクチャー部分ではコマ撮りのようなメイキングで、その場で描けるようになる錯覚さえもたせる。さらに数値が相対的になっているため、どんなサイズ、どんな角度から描く需要にも応用がきくようになっている。
監修は森 健人。国立科学博物館動物研究部支援研究員を経て、一般社団法人路上博物館の館長兼代表理事、専門は哺乳類筋骨格形態の比較解剖学的研究という骨格のエキスパート。
まずは本書を見てパーツを口に出しながらとりあえずこの通りに描いてみよう。鉛筆でもペンタブレットでもOK。位置関係・可動と相対的な大きさが体得できるだろう。
「骨格描画の解説では最上級の一冊です。これは手元から離せない。」
――― 畳(建築士・京都芸術大学非常勤講師)
目次
推薦文 国立成功大学医学院教授兼主治医 楊俊佑(ヤン・ジュンヨウ)
推薦文 アーティスト 林磐聳(リン・パンソン)
はじめに
美術解剖学略史
道具紹介
Chapter 1 首・頭部 ╳ 正面
Chapter 2 首・頭部 ╳ 側面
Chapter 3 首・頭部 ╳ 背面
Chapter 4 胴体 ╳ 正面
Chapter 5 胴体 ╳ 側面
Chapter 6 胴体 ╳ 背面
Chapter 7 上肢 ╳ 正面
Chapter 8 上肢 ╳ 側面
Chapter 9 上肢 ╳ 背面
Chapter 10 下肢 ╳ 正面
Chapter 11 下肢 ╳ 側面
Chapter 12 下肢 ╳ 背面
内容サンプル
骨格に特化しつつアーティスト向けの本ってあまり見かけないのでかなり気になる1冊です。
『骨格の書 医学部解剖室の准教授が教える美術解剖学』はAmazonで確認すると10月24日発売予定。楽しみですね!是非チェックしてみてください!
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