シニアVFXアーティストのDylan Browne氏によるHLSLベースのポストプロセスマテリアルでフィルムライクなレンズフレアを実現出来るUnreal Engine 5向けアセット『Cinematic Lens Flares v1.0』がリリースされました!
Cinematic Lens Flares for Unreal Engine | Out Now On Marketplace
Cinematic Lens Flaresは、高品質なシネマティックレンダリングやハイエンドのビジュアルターゲットのための、ポストプロセスのマテリアルベースのレンズフレア実装です。
同梱のコントロールブループリントと組み合わせることで、Cinematic Lens Flaresは、3つの主要なレンズフレア効果、Lens Glints、Lens Ghosts、Lens Haloをエミュレートするための大量のカスタマイズを提供します。付属のBP制御ポストプロセスマテリアルに加えて、マテリアルインスタンスベースのバージョンも用意されています。
HLSLで作成されたCinematic Lens Flaresは、美しいレンズエフェクトのためのハイエンドレンダリングシネマティックのオプションを提供します。
この実装は、最高のビジュアルルックのためにコンボリューションブルームと組み合わせて動作するように設計されています。
現時点ではオフラインレンダリングを対象としているため、シェーダー内で高品質なボケが多数発生し、パフォーマンスコストが高くなる可能性があります。
Cinematic Lens Flares は、Lumen のようなラスタライズされたレンダリングでも、Unreal の Path Tracer でも動作しますが、ポストプロセス マテリアル ベースであるため、他のポストプロセス ベースのアセット/プラグインとは互換性がない場合があります。
使い方解説動画
HLSLベースで少し重めなので現時点ではオフラインレンダリング向けとのこと。UE標準のレンズフレアってちょっと使いにくいので、映像制作でUE5を採用する際に絶対に導入したくなりますよ。
『Cinematic Lens Flares』はUEマーケットプレイスにて$19.99で販売中です。是非チェックしてみてください!
リンク
Cinematic Lens Flares 1.0 is now out on the Marketplace! https://t.co/MikG9WhXBc#UnrealEngine #UE5 #Cinematics #Cinematography #TechArt #VFX
— Dylan Browne (@DylserX) March 3, 2024
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